11月11日
立教大学新座キャンパス 多目的グラウンド
対 東京農業大学
11:00〜
「来年もここに」
1部昇格ならず・・・

昨年関東学生ラクロスリーグ戦で、2部残留をかけて戦った本学女子ラクロス部。そんな本学が今年は挑戦者として、1部昇格をかけた一戦に挑んだが、2−14で敗北を喫し1部リーグへの昇格はならなかった。
前半は東農大の猛攻の前に、なかなか反撃のチャンスが掴めない。この試合を「予想していたよりもよかった」と評価する森浩寿監督も、この前半については「もったいなかった」と振り返る。結局本学は無得点で前半終了。東農大に9点のリードを許してしまった。
しかし、後半は打って変わって、選手たちに余裕が生まれる。余裕が生まれる。大きく点差が開いてもその1点を諦めない姿勢で、2度ゴールを決めた。結果は負けでも、この舞台に立ったことが大きな前進。4年生はこれで引退となる。来年は大きなルール改正も行われ、部員数にも不安は残る。しかし、森監督は「またこのメンツで入れ替え戦に戻ってこられるように」と再びこの舞台に立つことを目標と定めた。
▲駆け付けた選手の家族やOG。
森 浩寿監督
今日の結果については予想していたよりも良かった。しかし、最初に大量に点を取られてしまったので、そこはもったいなかったとは思う。うちは負けても2部に残留できるけれど、相手は負けたら1部から落ちる。プレッシャーなら向こうのほうがあったはず。こちらは失うものは何もない。選手たちには「思いっきり行け。100lの力を出せ」と言った。後半は前半よりも良かっただけに、前半から後半のペースで試合ができれば、という思いはある。それでも、点差が開いても最後まで1点を諦めずに追いかけていったところは良かった。来年はまたチームの人数が少ないのと、大きくルールの変更があるのでまずはそれに対応すること。またこのメンツで入れ替え戦に戻ってこられるように。それが目標です。
櫻澤美咲主将(スポ科4)
大東はこの12年間2部で数年間3部に落ちていた時もあったので、入れ替え戦自体が12年ぶりで、引退した先輩達の思いもあったので絶対に負けられない戦いだと思いながら常にプレーしていました。結果は勝てなかったけれど、最終戦を1部の相手と出来たことは今後の大東の為になるいい経験になったと思います。沢山の応援の方が来てくれたのも今後の大東の為になるので、負けてしまったけれど今後の大東にとってプラスになる日でした。
試合中は失点にビビってても自分たちのプレーはできないと思っていたので、ベンチで失点しても切り替えて自分たちのプレーをやろうと言っていました。焦りはありましたが変にマイナスな考えは持っていませんでした。
大東は人数が少なくて30人しかいなくて、4年生が9人抜けた事で、また人数が減ってしまう。でも、折角2部にいるから1部を目指してほしい。今回の試合で1部のレベルを身にしみて感じたと思う。「凄かった」だけではなくてそこから、1部目指して頑張って欲しい。
吉田保成美(健康科学4)
12年ぶりの上への入れ替え戦で1部の相手で強いのは覚悟していました。だけど、勝ちにこだわって自分たちの精一杯を出してきました。正直ずっとヒヤッとしてたけど、怪我をしないで全員終われたらなと思っていたのでファウルの所でヒヤッとしていました。大東は凄い小さいチームだけど、新入生に入ってもらって大きなチームで1部昇格を目指してほしいです。
初村智美 (企シス4)
試合には負けたけれども1部の入れ替え戦に行けたことが凄いいい経験になったので、後輩達のためになったと思います。後半に点が2点入れることができて、ディフェンスもちゃんと守れたので、後半は全てにおいてよかったです。
【木彩衣 板谷優】