祝日本女子史上初の銀メダル獲得!!!
△表彰台で笑顔を見せる笠原(写真左)
中国・広州で行われている第16回アジア競技大会において
本学の笠原江梨香(英米文学科2年)が、出場した女子49kg級で見事銀メダルを獲得した。
笠原は本学から唯一本大会に出場し、日本から応援に駆けつけた父親や
金井洋本学テコンドー部監督の前で見事に頭書の成績を収めた。
なお笠原の本大会における同競技での女子選手の銀メダル獲得は、
98年のバンコクアジア大会において岡本依子氏(シドニー五輪銅メダリスト)が獲得した
銅メダルを超える史上初の快挙となった。
広州の広東体育館で行われたテコンドー競技。
笠原の出場した女子49kg級は17日に全日程が行われた。
笠原はシードのため午後の部からの出場となり試合前は父親と会話を交わすなど
表情にも余裕がうかがえた。
準々決勝の相手は東ティモールのドスサントス選手。
かなり格下の相手であり、試合も終始笠原が圧倒し、
20点差以上がついた2ラウンドの途中でレフェリーストップにより笠原の勝利となった。

△準々決勝では格下相手に圧倒的な力の差を見せつけた
準決勝は、ベトナムのブー選手と対戦。
終始白熱した戦いを見せるが、試合中盤から笠原の動きが増し
相手に1ポイントもとられることなく完全勝利した。
そしてついに決勝。
決勝の相手は中国の呉静ギョク選手。北京五輪の金メダリストである。
そして5月にカザフスタンで行われたアジアテコンドー選手権において
決勝戦で直接対決に敗れた因縁の相手でもあった。
試合前の笠原の表情にもよりいっそうの気合が入った。
序盤はお互いに相手の動きを読みあい、なかなか試合は動かなかった。
しかし中盤から呉選手の猛攻にあい連続してポイントを奪われる笠原。
笠原も技を繰り出すがなかなかきまらない。
何もできないまま試合終了のブザーが鳴りまたしても同選手に敗れた。

△呉選手に2度目の大敗を喫する
試合後の表彰式では、呉選手の優勝により、会場には中国の国家が流れその敬意を称えた。
そして国旗掲揚で日の丸が一番上に上ることはなかった。
笠原はそれを見ていったい何を感じたのだろうか。
ロンドンでのメダル獲得を目指し、笠原の目はすでに次を見据えていた。
○笠原選手からのコメント
今回の結果は、銀メダルでした。決意表明で金メダルの獲得を掲げていましたので、目標を達成出来なかった事、そして中国選手に2度目の大敗、その悔しさは非常に大きいです。ですが壮行会を開いて頂いたり、たくさんの方からの応援の言葉は本当にパワーに変わりました。ありがとうございます。そして何より、銀メダルを獲得した事で皆さんに喜んでもらえた事が、私自身とても嬉しいです。
今大会は次につながる良い大会であり、良い経験にもなりました。銀メダルという結果を真摯に受け止め、この悔しさを忘れることなく、ロンドンに向けて全力を尽くしていきます。今後もご声援の程、よろしくお願いいたします。
【渡邉 卓朗】