2018年06月25日

【トライアスロン部】2018関東学生トライアスロン選手権那須塩原大会

2018関東学生トライアスロン選手権那須塩原大会
日時:6月24日(日)
場所:栃木県那須塩原市戸田調整池
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中山・塚野 インカレ出場決定

塚野「大東の歴史を塗り替えたい」



6月24日に栃木県那須塩原市で行われた、2018関東学生トライアスロン選手権那須塩原大会。女子58名、男子256名が出場。本学からの出場は7名。昨年に引き続き、中山・塚野が日本学生トライアスロン選手権観音寺大会(香川県)への出場権を見事獲得した。また、本学は全員が完走。1年生2人を含む5名の部員も奮闘した。これからも目が離せない。



中山知洋(スポ科4) 16位
「応援が力になる」
昨年に引き続きインカレ出場を決めた中山。レースプランとしては「スイム30位、バイクキープ、ランは5人抜く」としていたがスイム33位、バイク3〜4人抜き、ランはなんと10人も抜いた。さらに今年はスイムにも力を入れ、総合的にタイムを縮めることができた。
小中高は陸上部として、駅伝中心だった中山。本学のトライアスロン部に入部後も、十分に光っていた。ランで魅せる中山だが、今大会ではランタイムをわずかに落としてしまう。「最終種目で体力的にも足にもきていた」という。
そんな彼女が自身の走りを見せ、力を出しきれた要因の一つに「応援の力」がある。ライトグリーンに染まった青桐会の姿が、会場にはあった。およそ30名が応援に駆けつけてくれていた。「差し入れが嬉しかった」「応援が力になる」中山は言う。青桐会の応援が彼女に力を与えたことは、間違いない。ゴール後は青桐会の祝福の声に囲まれながら、笑顔を見せた中山。インカレの目標はスイム重視。他種目の練習時間も増やし、タイムを縮めていきたいと語った。


塚野優輝(スポ科4) 48位
「大東の歴史を塗り替えたい」
昨年に引き続きインカレ出場を決めた塚野だが、彼は就活真っ最中。練習も満足にはできていない中での今大会だった。「今大会はインカレにつながるレースにはならなかった」「現状には満足していない」という。しかし「最低限のインカレ出場を決めたことはよかった」と語った。
インカレの目標は「トップテンに入る」「大東の歴史を塗り替えたい」とした。香川では大東の名を、そして塚野優輝の名も知れ渡らせることになるだろう。


野崎雄大(環境創造3) 113位
「練習不足」
本学トライアスロン部の主将。昨年よりも順位を落としてしまった野崎は、原因として練習不足をあげた。重点的に練習してきたというスイムは調子が良かったが、高校時代からやっているバイクで記録を伸ばせず。ランに備え、バイクでどれだけ体力を残せるかを目標として語った。
また、塚野は野崎や鎌田などの「後輩の育成に特に力を入れていく」と言った。主将として、3年生としての成長に期待がかかる。


鎌田大樹(国際文化3) 186位
「インカレに出れるように」
昨年(2年生)の5月に入部。昨年はスイムで苦戦しながらも見事完走。「今年は多少休憩しちゃっても、とりあえず去年より良い結果」としスイムに力を入れ練習してきた鎌田。結果としては「目標のタイムは切れたので良かった。バイクも無双できた」と振り返りながらも、「最後の走りでバテバテになっちゃったり、足がつりまくってしまったのでそこだけが達成できなかった」と悔しそうな顔を見せた。また、自身3回目でありながら最後の大会となる来年に向け、「2大会の経験の集大成として、すべてがうまくいって、インカレに出れるように頑張ります」と目標を掲げた。


本田裕大(国際関係1) 181位
岡本颯太(外日1) 196位
「練習していきたい」
今年トライアスロン部に入部した、1年生も出場した。私と同じ1年生ながら、憧れてしまうような姿を見せてくれた2人は陸上部出身。初のトライアスロンであるために、ペースなど雰囲気も詳しく知らない。そんな中で目標であった「完走」を成し遂げた。。「いつもプールで練習しているが、池だと全然違った」など、苦労はしたものの「よい経験ができた」と語ってくれた。
また、入部したてであるにもかかわらず、「本当に練習が足りない」「できる時に毎日練習したい」という。「先輩たちは前すぎて見えなかった、並べるくらいにまで、競えるくらいにまで自分たちは力をつけ、刺激を与えられるように練習していきたいです」とも。次大会、来年、再来年もトライアスロン部の成長を見続けていきたい。


【 馬場修平 / 西澤蒼馬 / 高橋芹奈 】

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posted by スポダイ at 17:00| トライアスロン部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

【トライアスロン】第15回日本トライアスロン選手権東京港大会

10月18日(日)
会場:お台場海浜公園特設会場

結果

第46位 横山 大空(大東文化大学/学連)

記録2時間4分25秒
(スイム:20分49秒、バイク:58分37秒、ラン44分59秒)


晴天の空の下、日本の頂点を決める熱い闘いがお台場で開催された。


本大会はオリンピック代表や全国大会上位入賞者などの有力者が数多く出場する大会であり、また日本選手権兼ランキング王者を決めるという名実ともに大きな大会であり試合開始前から会場は真剣な空気に包まれていた


本学からは学生連合の推薦で横山大空(健康4)が出場
試合前は応援に来た部の仲間たちと会話をするなどリラックスして試合に臨んだ


午前11時、選手全員がスタートラインに着きスタートのブザーが鳴った

始めはスイム(1.5km)で横山はスタートから攻めの姿勢を見せ第2集団、第3集団あたりについていく

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△仲間の応援を背にし力走


続くバイク(40km)でもスイムの勢いそのままに攻め上位進出を狙った
しかしスイムの疲れからかバイク終盤で疲労が見え始め順位を落としていった

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△バイクでも果敢に攻めたが


最後のラン(10km)では前半の攻めがたたり失速してしまう
終始苦しそうな表情を見せるもゴール前では仲間や観客の声援を背にして笑顔をみせゴール

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△試合後仲間やチームの関係者と写真撮影


○試合後のインタビュー

―本大会を振り返って

横山「日本選手権ということで(オリンピック出場者など)有力者がそろっていてこの前の大会(全日本学生TT)とはレベルが違った」

「(試合前から)優勝を狙うには厳しいと思っていたので全力で前に行くことだけを心がけていた」

「ランでつぶれるかもしれない(結果つぶれた)と分かっていたけどスイムとバイクで攻めることができたので満足。悔いはない」



【渡邉卓朗】
posted by スポダイ at 18:02| トライアスロン部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

【トライアスロン】2009日本学生スプリントトライアスロン選手権兼チームタイムトライアル選手権大会

10月4日(日)
in:群馬県邑楽郡板倉町 渡良瀬遊水地


○男子チーム・タイムトライアル選手権

3位

横山大空(健康4)
大河原克也(スポ科4)
桐生隆幸(スポ科3)


記録:1時間4分11秒


○女子スプリント[オープン]

1位

橋本美穂(外英3)

記録:1時間15分47秒



「ゴールしたのは5位だったが…」

インカレ出場者のみがエントリーすることのできるチームトライアル選手権
実力者がひしめく中で本学の選手の活躍が光った。

スイム(0.75km)で桐生が2番目に上がってくると横山、大河原も上位で上がりバイクでの逆転に勢いをつける
バイク(20km)では桐生がこの種目を苦手とするも横山、大河原が引っ張り果敢に攻めの姿勢を見せる
バイクでの攻めにより一時はトップと15秒差までに詰めラン(5km)での逆転優勝に望みをつないだ


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しかし目下本大会3連覇中の東北大学の力は強く、みるみる差をつけられる。
終盤、横山の失速などにより他大学などに逆転を許し最終的に5位でのフィニッシュとなった。

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●試合終了後のインタビュー

横山「ランで足をつってしまい最後に足を引っぱってしまって(他の2人に)申しわけない」

大河原「2人がいい選手なので自分も力を出し切った。(結果には)満足」

桐生「スイムは得意だがバイクが弱いため(4年の2人に)負担をかけてしまった。でも全力を出しきった」

4年の2人にとってはチームで臨む最後の大きな大会となった
目標として優勝を掲げていた本学チームであったがこの結果には
悔しさをにじませていた



 しかしドラマは試合終了後に待っていた



試合後にインタビューをしていると本学が3位になったという連絡が入ったのである
本学より先行した同志社大学と明治大学がドラフティング(バイク走行時の反則)をとられペナルティでタイム加算
それにより本学が繰り上がりで3位になることができたのである


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○改めて試合後のインタビュー

横山「ゴールしたのは5位だったがバイクの攻めで後ろのペナルティを誘うことができた。自分たちらしい勝ち方ができた」

大河原「バイクで攻めてチーム一丸となってレースができた。うれしい」

桐生「バイクは辛かった。(この結果は)先輩たちが引っぱってくれたおかげです」


優勝した東北大学をはじめ上位入賞チームにはインカレ覇者など実力者がひしめいていた。しかしそんな中で本学は突出した選手がいるわけでもなくそれぞれの選手が力を出し総合力でこの結果をつかんだ、まさにチームワークの勝利である




病み上がりからの一戦


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オープン女子で1位になった橋本は骨折という大きなけがを乗り越えての一戦であった
スイム、バイクでは上位についていくことで精いっぱいだったが、得意のランで猛烈な追い上げをみせる
結果ゴールしたのは2位であったが1位の選手のペナルティにより繰り上げで1位をつかみ取った


試合後のインタビュー

橋本「(骨折で)病み上がりで調整不足だったけど、予想以上に結果がよかった。他選手のペナルティで勝ったことは複雑ですがやっぱり(優勝は)嬉しかったです」


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≪取材後記≫ 

今回トライアスロンの取材をしてなぜトライアスロンが“鉄人レース”と言われるのかそのゆえんが解ったような気がした。スイム、バイク、ランそれぞれどれか一つでも辛いのにそれを短時間で立て続けに行うという過酷極まりないレース。スタート前にはこれから試合に臨む選手全員の顔に決意の表情が見られた。


 しかしこれほど過酷な競技になぜ彼らは魅力を感じるのか。それは彼らがゴールした後の表情を見ていただければ納得するであろう。誰もが“達成感”を表情ににじませている。



 トライアスロンの魅力を知りたい人はぜひ一度レースに参加してみてはいかがであろうか



 ※本大会のさらなる詳細な記事はスポダイ11月号に掲載予定です。
お楽しみに




【渡邉卓朗】

posted by スポダイ at 22:14| トライアスロン部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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