2017年10月30日

【モダンダンス部】大東文化大学第三十二回モダンダンス部公演

やり切った!

第32回モダンダンス部公演会



大東文化大学第三十二回モダンダンス部公演「根っぱれ!はれ晴れ!」は題名とは裏腹に台風の迫る中、開幕した。

ダイナミックに、時に現代社会へのチクリとした皮肉を織り交ぜた公演は観客の心を鷲掴みにした。「やり切ったなというのが1番の感想。自分たちの力だけではないが、1つの舞台をつくり上げた、先生やスタッフの力を借りてやり切ったという感じ」と語ったのは主将小林萌(スポ科3)。華々しく完成した舞台だが、制作過程においては貰ったアドバイスや監督からの意見と自身のやりたい事の間で気持ちの揺れもあったという。


「根っぱれ!はれ晴れ!」このタイトルの意味は、自分の主体性を持って、自分で立って考えてということについて根を張れよ、自分たちが勝つという意味で根っぱれ!それを観てお客さんたちが良い作品だったなと思ったり、公演を観て気持ちが晴れやかになってくれればいい。自分たちも向き合った作品を踊り終わった後は絶対に達成感があると思うので踊り手もお客さんも楽しいという気持ちになれる公演を目指した。そう言った意味を込めて付けられたタイトルだという。


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(写真提供*菊池遥 中野陽太)

プログラム12番、今大公演の大取とも言える作品「ハウ」。オールジャパンダンスフェスティバル神戸で入選した作品である。衣装はなんと手作り。1個のことに対してしっかり向き合って考える、“考える”こと自体を今の現代の人は若者はしているのか?そんな思いが込められているこの作品は部員全員で踊り上げた。


監督の交代があり、まだ移行時期だというモダンダンス部。今後、どのように新体制が整っていくのか。次はどのような舞台を見せてくれるのか、期待したい。

【木 彩衣】
posted by スポダイ at 17:39| モダンダンス部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする