日時:10月3日(土)10時30分プレイボール
会場:越谷市民球場
実戦不足で敗戦も
江村「5失点は自分の責任」
次戦で復調誓う
大東文化大学 100 001 100 |3
城西大学 301 010 00× |5
試合展開
本学は初回、武者が3ベースで出るとがタイムリーで還し1点を先制。幸先良いスタートを切ったものの、その裏先発江村の調子が上がらず3失点。その後江村は4回1/3を5失点で降板し、反撃も6.7回に1点ずつのみと快音は響かなかった。制球面では課題を見せた江村だが、球速は昨季と比べ格段に上昇。武者、濱田の2.3番コンビも好調を見せており、今後の活躍に期待がかかる。
また、翌日の試合では、新谷の満塁ホームランが飛び出し、玉川大学に8-7で勝利。実戦不足の影響もあり守備面では課題を残しているものの、攻撃面では地力の強さを見せつけている。
インタビュー
江村伊吹(北越高校)
(5失点も昨季より球速が上がるなど
着実なレベルアップを見せた江村)
「力強い球をしっかり投げていこうという意識を持っていたが、制球が乱れてしまい四球を与えてしまったり、ピンチで打たれてしまった部分があったのでそこはしっかりやらなければいけないと痛感した。特に初回に3失点をしてからは気を引き締めていたが、5失点目はカウントを取りに行ったストレートを簡単に運ばれてしまった。味方が3得点している中で負けてしまったのは自分の力不足。明日以降も試合が続くので、改善していきたい。」
M田貴徳(倉敷古城池高校)
(先制のタイムリーヒットを放つ濱田)
「オープン戦がやれず実戦形式の練習が紅白戦のみだったため、なかなか感覚が掴めなかった。とはいえ後逸してしまうなど、自分のミスもあったので申し訳なかった。打撃面では去年の8番から3番に打順が上がって、責任感や自信もあった中で良い感じに打つことが出来た。開幕戦を落としてしまったのは非常に大きいが、次戦では守備から流れを作っていきたい。」
武者壮輝(山村国際高校)
(第一打席、会心の一打を放ち
3塁まで激走する武者)
「自分の成績としては4打数3安打というのは良かったが、最終回追い上げている大事な場面で打てなかったのは自分の甘さだと思う。自粛期間やってきた努力は出せたが、あと一歩という感じだった。盗塁も2塁に行けば後ろのM田が打って還すという流れが去年から出来ていたので、狙い通りの走塁が出来たと思う。今季は入れ替え戦はないものの、チームのみんなと野球が出来る時間を大切にして、首都大学野球と大東文化大学を少しでも盛り上げられるように頑張りたい。」
【小山智也】