第20回関東女子学生剣道新人戦大会
日時:11月30日
会場:東京武道館
くしくも2回戦敗退
課題残る結果
1回戦 |
大東 5(5)―0(0) 共立女子大 |
2回戦 |
大東 0(0)―4(4) 東海大 |
昨年は2回戦敗退と悔しい思いをした本学。昨年よりもいい結果を残そうと挑んだ新人戦。一回戦からのスタートとなり、共立女子大学と当たる。大事な一歩目を落とすことなくつかめるかがカギになってくる。 そのなか今年のメンバーは2年が2人、1年が3人と、1年生を多めに入れている本学。先鋒の入江葉月(スポ科1)が務め、慎重に攻撃を行いながら自分のペースへと持っていき、勝利する。この流れに続けといわんばかりに次鋒、中堅が勝っていく。ここで3対0と本学優勢になる。副将の江連瑠美(スポ科1)が1年生とは思えぬほどの積極的な攻めをみせ、二本勝ち。リードを広げ、最後は昨年度の新人戦に出場したメンバーの一人である西岡彩芽(スポ科2)。意地を見せようと奮闘する相手と対峙しながら冷静に一本勝ちと全勝で2回戦進出を決めた。
2回戦、本学にとって突破しなければならない壁である。相手はシード権を有し、大学剣道界で強豪といわれる東海大学。胸を借りる気持ちでどこまでできるか挑戦の一戦。1回戦とは並び順を変え、勝負に出る本学。しかし、先鋒からいきなり攻めの姿勢を見せる東海大。防戦一方になりながら攻撃の機会を必死に探しながら抗うもメンで一本負けとなる。次鋒では土田由貴(看護2)が激しいつばぜり合いをみせ、懸命に相手の攻撃の芽をつぶしていく。それでも相手の攻めは止まることなくメンを取られ、そのまま一本負け。連敗と不穏な雰囲気が漂っていく本学。ここで少しでも流れを変えようと中堅の小坂美穂(スポ科1)が圧に押され、倒れる場面がありながらも、なんとか引き分けに持ち込む。この時点で0対2、となり、少しは希望が見えたかと思われた。相手がそう簡単に終わるはずもなく、副将が一本負けを喫し、残るは大将戦。3回戦進出がなくなった本学だが、最後まであきらめずに戦おうという姿勢で臨むも意地の勝利をつかめずに0対4で終わる。昨年度と同様2回戦敗退となってしまった本学。まだ壁は厚く高いと思わせた新人戦になった。
<コメント>
入江葉月(スポ科1)
Qどのような気持ちで新人戦に臨んだか
先鋒だったのでチームに流れを持っていけるように元気に声を出していこうと思った
Q振り返ってどうだったか
自分の迷いを捨てきれなかったのでそこを次につなげたい
Q個人としての課題点は
試合の入りをもっとちゃんとして迷いを捨てて打ちにいく。
小坂美穂(スポ科1)
Qどのような気持ちで新人戦に臨んだか
相手に胸を借りる気持ちで臨んだ
Q振り返ってどうだったか
自分の実力の低さが分かった
Q今後に向けて課題点は
フィジカルの弱さとつくりの遅さを感じたので練習していきたい
江連瑠美(スポ科1)
Qどのような気持ちで新人戦に臨んだか
自分は自分の役割を果たそうと思った。常に前、前という気持ちでチームに貢献しようと思った
Q振り返ってどうだったか
大事なところでビビってしまい、結果として負けてしまったのでメンタル面を強くするとともに他大学のいいところを吸収するチャンスだと思った
Q今後に向けて課題点は
基礎体力と勝負どころの気持ち
土田由貴(看護2)
Q昨年度は2回戦敗退と悔しい思いがあったと思うが、どのような気持ちで新人戦に臨んだか
1つでも多く勝つという気持ちで臨んだ
Q振り返ってどうだったか
自分の役割を果たせなかった
Q今後に向けて課題点は
もっと努力しないといけない
西岡彩芽(スポ科2)
Q昨年度は2回戦敗退と悔しい思いがあったと思うが、どのような気持ちで新人戦に臨んだか
今回は昨年の悔しさをばねに、相手の胸を借りるつもりで思いきりやろうと思った
Q振り返ってどうだったか
一人一人の磁力が足りないから初心に帰ってまた1からやり直す気持ちで頑張る
Q今後に向けて課題点は
一人一人、磁力をつけてチームワーク力を身につけていきたい
【奈良佳織】