♦ 日本大学、大東文化大学に逆転勝利。大東大・日下監督「自滅」
大 東 大 33 − 40 日 大
関東大学リーグ戦1部第3戦目を迎えた大東文化大学は、9月14日に上柚木陸上競技場にて日本大学と対戦。シオペの2トライなどで前半を19−12とリードで折り返した大東大であったが、後半はミスも重なり失速。ラストワンプレーで日大にトライを許し、33−40で敗北した。
前半開始1分、CTB(センター)シオペ ロロ・タヴォ(3年=ウェズリーカレッジ)が相手につかまれながらも振り切り、さらに俊足を飛ばして先制トライ。
続く7分にもラインアウトモールからHO(フッカー)小泉友一朗(4年=御所実業)、FB(フルバック)鈴木匠(3年=札幌山の手)とつなぎ、最後は大外に構えていたWTB(ウイング)園田拓巳(4年=輝翔館中等教育)がトライを決め、大東大が12-0とリード。
その後日大にトライを許すが、シオペの2トライ目も加わり19-12と大東大のリードで前半を折り返す。
後半は敵陣深くまで攻め込むものの、ハンドリングエラーなどミスも多発しチャンスを生かせない。逆に勢いに乗った日大は後半13分、26分、32分と3連続トライを決め、19−33と突き放す。
大東大はペナルティトライとWTB松田武蔵(1年=ロトルアボーイズ)のトライで、38分に33-33と土壇場で追いつくものの、ラストワンプレーで日大がトライを決め33-40で試合終了となった。
大東大は拓殖大学戦に続き2連敗。日下唯志監督は、「立ち上がりはうちのペースで敵陣に入れば点を取れていたが、反則やミスで自滅、相手の強みを引き出させてしまった」と語った。「アタックもディフェンスもやらなくてはいけないところがたくさんある。(後半戦は)1つも落とせない。修正していくしかないです」と、リーグ戦後半戦へ向けた。
ラグビーワールドカップ開催に伴い、次戦4戦目の中央大学戦は11月3日となり、熊谷ラグビー場Bグラウンドで行われる。
大 東 大 | 日 大 | |||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
3 | 1 | T | 2 | 4 |
0 | 1 | PT | 0 | 0 |
2 | 1 | G | 1 | 4 |
19 | 14 | 計 | 12 | 28 |
33 | 合計 | 40 |
【 馬場修平 】