♦大東文化、拓殖に逆転負け。佐々木主将、敗因は「精度」
先制は前半11分、大東文化が春夏を通して強化を図ったスクラムから、HO(フッカー)小泉友一朗(4年=御所実業)がトライ。続く20分、キックを多用した攻撃で、インゴールに転がり込んだボールをFB(フルバック)鈴木匠(3年=札幌山の手)がグラウディング。
一時は拓殖に追いつかれるも、前半終了間際に得たペナルティから、大東文化はペナルティキックを選択。これをSO(スタンドオフ)の高本海斗(3年=大阪桐蔭)が成功させ、前半を17−14で折り返す。
後半に入りお互いに激しい攻防が続いたが、決定機は訪れず。後半20分、大東文化は拓殖のプレッシャーに耐え切れずにペナルティを献上。トライを奪われ遂に逆転を許す。25分には鈴木がディフェンスを突破しトライをもぎ取るが、試合終了間際に再びトライを奪われ、22−26でノーサイドとなった。
主将でNO8(ナンバーエイト)の佐々木剛(4年=八戸西)は、この試合を一言で「精度」と評価。ミスの多さ、ペナルティの多さを指摘する。「今回出た課題とミスを減らして、低いプレーを意識していきたい」と、次戦の日本大学戦へ意気込んだ。
リーグ戦3戦目の日大戦は、9月14日に上柚木陸上競技場で行われる。
大 東 文 化 | 拓 殖 | |||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
2 | 1 | T | 2 | 2 |
2 | 0 | G | 2 | 1 |
1 | 0 | PG | 0 | 0 |
17 | 5 | 計 | 14 | 12 |
22 | 合計 | 26 |
【 馬場修平 】