♦大東文化、東海に惜敗も確かな手応え。「練習の成果は出ている」
大 東 文 化 29 − 33 東 海
第8回関東大学春季大会初戦、大東文化大学対東海大学の試合が4月28日、東海大学湘南校舎ラグビー場で行われた。先制は大東文化で前半11分、PR(プロップ)藤井大喜(社経4)がラックから持ち出しそのままトライを決める。続いて19分、相手のハイパントをSH(スクラムハーフ)東海林拓実(スポ科2)がキャッチ。CTB(センター)星野大紀(経済4)がつなぎ、最後はPR渋谷圭(経営4)がトライ。その後本学のミスからトライを許すが、33分には敵陣深くのラインアウトモールからLO(ロック)呉山聖道(スポ科3)がサイドを突くトライで再び点差を広げ、17-12で前半を折り返す。
後半は主将のNO8(ナンバーエイト)佐々木剛(社経4)や、昨季の帝京大学戦以来のAチームメンバーとなったHO(フッカー)小泉友一朗(経営4)がトライを挙げたが、それ以上に東海の攻撃は激しく29-33で試合終了となった。副主将の星野大紀は、「手応えはあった。個人のディフェンスなど細かい点を次までに修正していきたい」と帝京大戦への課題を指摘した。
昨季に比べてFW陣容が大きく変わった点を主将の佐々木は、「まだ一つに成れていないので、もう少し経験が必要」と評価。また、今季は機動力でサイズ不足を補いつつ、相手を翻弄する『走り勝つ』というスタイルで挑む。今日の試合においても、「去年はみんな途中でバテていたが、今日は最後まで走りきれていた。練習の成果は出ている」(佐々木)と振り返った。
春季大会2戦目の帝京大戦は、5月12日に同大学百草グランドで行われる。
大東文化 | 東海 | |||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
3 | 2 | トライ | 2 | 3 |
1 | 1 | ゴール | 1 | 3 |
17 | 12 | 計 | 12 | 21 |
29 | 合計 | 33 |
【 馬場修平 】