♦『モスグリーン軍団』が好調スタート。筑波を下し、準々決勝へ。
第55回全国大学ラグビーフットボール選手権大会、大東文化大学対筑波大学の試合が12月16日、熊谷スポーツ文化公園ラグビー場で行われた。リーグ戦を2位で終えた大東文化は、対抗戦5位の筑波と対戦。大東文化は強みであるスクラムやセットプレーで序盤から筑波を圧倒し、CTB(センター)シオペ・ロロ・タヴォやWTB(ウィング)土橋永卓らの独走トライも炸裂する。試合終了間際には、SH(スクラムハーフ)南昂伸のトライでさらに突き放す。31-7で大東文化が勝利し、準々決勝へと駒を進めた。
試合終了後に青柳勝彦監督は「セットプレーなどで良い流れをつかむところで、細かいミスが目立った」と精度の部分を指摘。平田快笙主将はその点でのミスを指摘しながらも、「ディフェンスの部分では上手くはまって、相手のミスを誘うことができた」と、選手権に向けて意識してきたディフェンスでの手応えをつかむ。
関西リーグ1位の天理大学とは12月22日、キンチョウスタジアム(大阪府)で対戦する。
大東文化 | 筑波 | |||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
3 | 2 | トライ | 1 | 0 |
1 | 2 | ゴール | 1 | 0 |
17 | 14 | 計 | 7 | 0 |
31 | 合計 | 7 |
【 馬場修平 / 大島拓也 】