2018年11月25日

【ラグビー部】関東大学ラグビーリーグ戦1部 対東海大学

関東大学ラグビーリーグ戦1部 対東海大学
日時:11月25日(日) 14時00分キックオフ
会場:秩父宮ラグビー場



ラストワンプレーの攻防は東海大に軍配...

優勝決定戦敗れ、2位で大学選手権へ


東海大学の決勝トライ.jpg


大東文化 東海
前半後半 前半後半
11トライ22
11ゴール22
01
ペナルティ
トライ
0
0
7141414
21合計28


 激闘の優勝決定戦を制することはできなかった。11月25日、秩父宮ラグビー場で関東大学ラグビーリーグ戦1部最終戦、東海大学との試合が行われた。引き分け以上で優勝となる本学は、リードされ迎えた後半35分に強みであるスクラムで東海大FWを圧倒しペナルティトライで同点に追いつく。しかしロスタイムに自陣で痛恨のペナルティを犯すと、トライまで残り5mのところで東海大の強みであるモールを押し込まれ、決勝トライを喫した。トライ後のコンバージョンキックが決まったとともにノーサイドの笛が鳴り、21-28で東海大の2年ぶり優勝が決定。本学は2位でリーグ戦を終え、大学選手権へ臨むこととなった。


アマトのトライシーン.JPG
▲アマトのトライシーン
 先制トライは東海大学。前半10分、右へ大きく展開したアタックを防げず、東海大WTB(ウィング)に走りきられトライを許した。一方の本学も重量級FWで同点に追いつく。19分、トライまであと数mもないところでのラックからNO8(ナンバーエイト)アマト・ファカタヴァ(外英4)が持ち出すと、双子の兄であるLO(ロック)タラウ・ファカタヴァ(外英4)とともにDFラインを破り中央へトライし、7-7とする。だが35分には再び東海大がボールを展開すると、ループプレーで本学DFラインをブレイクしトライを挙げる。結局、7-14と東海大にリードを許したまま前半を折り返した。

 本学ボールで始まった後半も、4分に東海大が本学DFの後ろに空いたスペースへキックし、インゴールに転がったボールを押さえられ3トライ目を許してしまう。7-21と点差は14点。優勝へ暗雲が立ち込めたが、19分にCTB(センター)畠中豪士(スポ科4)のトライで7点差に縮めると、35分に本学が自慢のスクラムで会場を沸かせる。

 敵陣ゴール前、中央でのスクラム。一度コラプシング(スクラムを故意に崩すペナルティ)をしている東海大がこれ以上同じペナルティを繰り返せない中、本学FWはいつもと変わらず8人がまとまったスクラムで東海大FWを押し込む。何とかしのいでいた東海大FWも、本学の強烈な押しに耐え切れずスクラムを崩してしまった。これによりレフリーがペナルティトライを認め本学に7点が追加され21-21と、優勝条件である同点に追いついた。

モールでトライを許した本学.JPG
▲モールでトライを許した本学
 しかし、最後は東海大の強みにやられてしまった。後半ロスタイム、自陣で東海大の猛攻を防いでいた本学は痛恨のペナルティを犯してしまう。ラインアウトを選択した東海大は強みであるモールを形成。本学も必死に押し返すがジリジリと押し込まれ、最後はボールを持ち出した東海大HO(フッカーを止められずトライを許し、直後のコンバージョンキックが決まるとともにノーサイドの笛が鳴った。スコアは21-28。ラストワンプレーの攻防で敗れた本学は2連覇とはならず、リーグ戦2位で大学選手権に臨むこととなった。


 表彰式ではリーグ戦ベスト15が発表され、本学からは計10人が選出された。

ベスト15に選ばれた選手
PR(プロップ) 
古畑翔(スポ科4)
HO      平田快笙主将(環境4)
PR藤井大喜(社経3)
LOタラウ・ファカタヴァ
FL(フランカー)湯川純平副主将(現経4)
NO8アマト・ファカタヴァ
SH(スクラムハーフ)南昂伸(社経2)
SO(スタンドオフ)大矢雄太副主将(環境4)
CTBシオペ・ロロ・タヴォ(外英2)
FB(フルバック)鈴木匠(スポ科2)





試合後コメント

青柳勝彦監督

―試合を振り返り
「お互いの強みが出た試合だった。大東は強みのスクラムを前面に出してトライし流れもつかめたが、最後は相手の強みであるモールに力が及ばなかったところが敗因。プラス思考に考えれば負けから学ぶことは多く、まだ終わったわけではないので、課題が見つかったという意味ではいいかと思う」

―やはりペナルティが大きかったか
「ゲインラインを突破されてからペナルティを取られたが、そこでペナルティが無くても早くボールを出されてトライを取られたかもしれない。まずはディフェンスでビッグゲインされないことをしっかりやらないといけないし、あとはモールで相手に強みを出させてしまった。自分たちが圧倒して強ければあそこは止められたと思うし、そこで取りきられたということは向こうが一枚上手だったということ」

―選手権に向けては
「またスタッフとコミュニケーションを取り、色々データを分析してまずは筑波大学戦に向けてやりたい。あまり目先を見て初戦で負けたら意味がないので、まずはしっかり筑波戦に臨む」


平田快笙主将(環境4

―試合を振り返り
「ディフェンスから流れをつかもうとしたが、東海大学さんの速いアタックに対し後手に回るシーンが多かったので、そこが敗因だと思う。(前半は)少し攻めのパターンが単純すぎて相手のディフェンスもやりやすかったと思うし、バックスにつないだときもミスが起きてしまった。ハーフタイムではみんながアタックのことしか言ってなかったが、失点していることはディフェンスが上手くできていない証拠なので、まずはディフェンスで流れを変えようという話をした。後半は上手くディフェンスしていい流れになっていたが、最後は甘さが出てしまった」

―選手権に向けて
「選手権は負けたら終わりだが、ここで負けたことでみんなの気持ちがリセットできて、12月16日の初戦に向けて再びチームがまとまるチャンスを与えられたとプラス思考に考えれば、妥協することもなくいいラグビーが出来ると思う。まずは勝利に貪欲になり、頑張っていきたい」


大矢雄太副主将(環境4)

「東海大学さんの強いランナーをいかに止めるかを課題としていたが、警戒していた部分で相手が上回ってくる部分もあり、そこでさしこまれトライを取られてしまったので、ディフェンスが課題だと思う。(ベスト15に選ばれたことについて)チームがとてもいい状態で、結構他のチームには大差で勝てていたので、みんなのおかげで僕が選ばれたと思う。(選手権に向けて)次負けると大学シーズンが終わってしまうので、悔いなく一つひとつ勝ち進み、最後はみんなで笑って終わりたい」


湯川純平副主将(現経4)

―今の気持ちは
「まだまだチャンスはあるし、(今回は)良い経験をさせてもらった。あとは自分たちの目標に向かってどれだけ細かいところを突き進められるかなので、そこをしっかりやっていきたい」

―試合内容を振り返り
「前半は相手のキックに付き合いエリアで負けていた部分もあり、ペナルティ少なかったがもう少し敵陣でやれたらと思った。ボールアクティブや低いタックルはできていたが、留学生を相手にすると難しい部分があったので、もっと練習していきたい」

―選手権に向けて
「練習から細かいミスに厳しく注意し、セットプレーを安定させる。今日はラインアウトの成功率が悪かったので、精度を上げるしかない。あとは優勝するだけなので、今回出た反省を活かして選手権で優勝できればと思う」


古畑翔(スポ科4)

「悔しいのひとこと。ノーペナルティを目標としていたが、東海のDFに対して後手に回りいらないミスをしてしまった。自分たちのDFはある程度できていたが、持ち味であるアタックを出せていなかった。スクラムはリーグ戦で強い相手ともやってきたが、自分の気持ちではほとんど上回っていたと思っており、選手権ではどこにでも通用するようなスクラムを組んで圧倒できたらなと思う。もう2位になってしまったのは仕方ないので、ここから強い相手に勝ち、まずは正月越えをして、決勝まで行けるように頑張りたい」


藤井大喜(社経3)

「勝ちたかった。最後の最後で守りきれず自分たちの弱さが出てしまったと思うし、FW戦やスクラムは圧倒できたがラインアウトで圧力に負けてしまった部分があるので、次に向けて修正していきたい。(スクラムトライについては)自分の持ち味であるスクラムでチームに貢献することができ、嬉しかった。序盤は相手に合わせてしまい押しきれなかった部分もあったので、そこは反省したい。(ベスト15選出について)嬉しい気持ちはあったが、リーグ優勝を逃した悔しさがあったので、素直には喜べないところがあった。(選手権に向けて)今回の試合で出てしまった隙をなくして、FWで圧倒できるように日々練習していきたい」


服部鋼亮(環境3)

「悔しいが、次につながるのでまだ頑張れる。前半は簡単なミスで2トライされて、しっかりディフェンスしていれば止めれるトライだったし、最後もモールで取られてしまったので、そういうところでの精度を上げていかないなといけない。(スクラムトライについては)気持ちよかった。自信を持っているところでトライを取るとチームの士気にもつながるので。でもその後もう一歩つながらなかったので惜しかった。(選手権に向けて)自分にできることは少ないので、自分らしくチームに貢献したい」


タラウ・ファカタヴァ(外英4)

「ミスが多かったと思う。(選手権に向けて)まだまだやることもあるので、頑張ってやりたい。そのためにもたくさん練習していきたい」


佐々木剛(社経3)

「しっかり準備はしてきたが、相手がそれを上回るプレーをしてきたので、負けてしまったと思う。前半は攻め込まれる場面が多く、そこでの2トライが結果的に大きかった。(選手権に向けて)筑波大学は堅実なプレーが多いと思うので、大東のペースに持っていければ勝負ができると思う」


アマト・ファカタヴァ(外英4)

「とても大変なゲームで、ミスが多かった。(選手権に向けて)タフなゲームになると思うので、練習していきたい」


南昂伸(社経2)

「東海大学さんのプレッシャーに負けてしまい悔しいというのが、一番の思い。接戦になるのはわかっていて、その練習はしっかりやってきていたが、前半は大東のプレーができず相手に圧倒されてしまった。(後半にミスが増えてしまったことについて)逆転しないといけないという思いが強く、みんな自分が自分がというようになりチームのまとまりが崩れてしまったので、そこで自分がまとめきれなかったところが反省。東海大学からプレッシャーに受け自分も焦ってしまい、平田さんと落ち着こうという話をして後半は良い流れを持ってこれたが、最後取り切る力が無かった。(ベスト15選出について)素直に嬉しい。チームとしてFWが選ばれるのは予想がついたが、バックスの選手も自分以外に3人受賞できたというのが嬉しい。(選手権に向けて)筑波も弱い相手ではなく、自分たちがおろそかになってはいけないので、一つずつ集中しチャレンジャーの気持ちで勝ち進んでいきたい


土橋永卓(環境4)

悔しい。(気持ちの整理は)まだついていない。切り替えないといけない気持ちと、まだ引きずっている気持ちの両方があるので、2週間後の選手権に向けて切り替えてやっていきたい。(東海大学は)個々の力はもちろん強かったが、それでも細部を詰め切れるところはあったのでそこは反省。お互いがベストコンディションだったので余計に悔しい。(選手権に向けて)次は絶対に勝たないといけないので、しっかり練習して万全の状態で臨みたい」

畠中豪士(スポ科4)

「選手権につなげるためにも必ず優勝して終われる自信はあったが、アタックでもディフェンスでも東海大学さんのプレッシャーがあり、自分たち自身もできなかった部分が多く、負けてしまいとても悔しい。アタックするうえでもまずはディフェンスをしっかりしないといけないところで、東海大学さんの強いランナーにゲインされてしまい後手に回ることが多かったので、そこが一番の反省点。(選手権に向けて)大東のラグビーをやるだけなので、今年から取り組んでいるアタックをしっかりすること。それをするためにはしっかりディフェンスして、一人一人がタックルで前に出てプレッシャーをかけることを目標にやっていく」


朝倉健裕(スポ科1)

「率直に悔しいのが一番。ディフェンスから作っていこうと話していたが前半は東海大学にペースを握られ、後半は自分たちのペースを取り戻したが最後の最後でペナルティを与えてしまったのがいけなかった。(選手権に向けて)勝っていくには初戦を大事にしないといけないので、これからの2週間で自分たちのミスを修正して臨みたい」


鈴木匠(スポ科2)

「悔しいし、他の部員に申し訳ない。前半はペナルティ少なかったが相手のキックゲームに付き合ってしまい、それで流れをもっていかれたところがあった。(ベスト15選出について)嬉しいが、まだまだ。(選手権に向けて)まずはノーペナルティを意識して、FWにはセットプレー圧倒してもらいバックスはもう少しオプションを増やして、いい戦いができたらと思う」






【姜亨起 馬場修平 小山智也 高橋芹奈】
posted by スポダイ at 22:00| ラグビー部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする