2018年11月04日

【弓道部】第50回関東学生弓道選手権大会決勝リーグ

第50回関東学生弓道選手権大会決勝リーグ
11月3日
場所:東京武道館

女子団体王座出場決定!

男子連覇途切れる……
  
32_large.jpg
女子1立目2立目3立目4立目5立目
紀ノ國〇〇〇〇〇〇×〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
南雲×〇×〇〇〇〇〇〇×〇〇〇〇〇〇×〇〇〇
山田〇〇〇×〇〇〇×〇××〇〇〇〇〇〇××〇
合計910(19)9(28)12(40)9(49)
男子A1立目2立目3立目4立目5立目
関根○○××××○○○○×○○○×○××○×
小林×○×○××××
○○×○
(初野)
○○○○××○○
関口×××○×○○○○○○×○○○○××○×
佐々木○○○○○○○○○○×○○○×○○○○×
合計9(18)12(30)14(44)7(51)

男子B1立目2立目3立目4立目5立目
小池×○○○×○○○○○×○○○○○○×○○
城戸○○○○○○×○○○○○○○○×○×××
鈴木○×××○×○○×○○×
○×○×
(関根一晟)
○○×○
(野崎)
塩入○××○○○○×○○×○×○○○○×○○
合計1012(22)12(34)
12(46)
10(56)

(括弧内は総的中数)

 11月3日、東京武道館にて第50回関東学生弓道選手権大会決勝リーグが行われた。この試合では、優勝したチームが伊勢で行われる「全日本学生弓道王座決定戦」通称「王座」への切符を手にすることができる。男子は4年連続の出場をかけて、女子は5年ごしの出場をかけて様々な想いを胸に、熱い戦いが今、幕を開けた。
 本学の女子からは大前に紀ノ國由衣(教育1)、中に南雲友紀奈(教育2)、落ちに山田恵里花(日文3)が出場した。1立目が9中と、目標としている2桁の数字が出せずにスタートを切り、その後も9中、10中と中てていくが、4立目が機転となる。紀ノ國の安定した皆中に続き、南雲、山田も皆中。12射皆中を叩き出した。筑波大学と同じ的中数で競り合っていた中で、12射皆中をし、1本リードしたことは大きい。決勝リーグ最後の5立目。本学は筑波大学と1中差で勝利を収め、5年ごしの王座出場を勝ち取った。

 一方、男子は決勝リーグ進出3校のうち3位という結果に。これにより、3年間続いていた本学の連覇は途切れてしまった。この試合を坂田監督は「今シーズン最悪の試合」と酷評し、関根一晟主将(企シス4)は「悔しいより情けない」と無念を語る。前日の練習では160射138中という高的中を出していた本学。その的中数のまま試合に臨みたかったが、本学本来の力を発揮することは出来なかった。これで関根主将含む4年生は引退、世代交代をしオフシーズンに入る。来年、春までにどれだけ力をつける事が出来るか。「また、1から。マイナス地点からの出発」来年、リベンジなるか。



選手・監督コメント

坂田好次監督
 4年間、筑波とうちのどっちが勝ってもおかしくない。むしろこの3年間位はリーグ中の的中率で言ったらうちが上だったんです。決勝リーグに来た時に筑波さんは普段どおりの力が出せていた。うちがコケていただけなんですよ。今回は筑波さんとうちの的中がほぼ一緒、今年も昨年同様に1中競射にもつれ込む可能性もあった。今回うちはスタートの的中が12射の中で9中だったが、これが2桁いかなくてはいけなかった。ポイントは4回目、向こうが11中、うちが12中。この12射皆中というのは大きかった。そこで1本差がついて、最後は筑波が9本、うちも9本。本当はここで2桁行きたかったんですけどね…でも、割と実力通りの結果だったと思いますよ。決勝の中で4本中2本という的中が3回あったんです。4本のうち抜いて1本。そうすればかなりの的中率になる。昨年の王座の優勝は日大で60射55中、5立とも11中で1桁台はひとつも無かった。いい試合をやるなら1桁は駄目なんです。12出せる実力があるんですから。選手達が抜く時の特徴というのは分かっている。この2週間でそれを自覚して、隙を作らない。そういう練習をしていけばいい試合になる。練習通りの力を出せば王座で活躍するだけの力は持っていると思います。

 男子は今シーズン最悪の試合だった。大きな場でやる時に、普段の悪い所が全て出た。弓道っていう競技は単純なんですよ。誰も邪魔しに来ないし、的の間隔28メートルが変わる訳でもない。いかに自分が自分なりにコントロールして出来るかというのが勝負になってくる。男子は結果の先取りになってしまっている。弓道は中り、外れの競技だから当たった方がいい。そうすると中てたい、という気持ちがが先に出てきてしまっている。今日は普段の練習から比べて1人2本から3本。悪い人は6本位落ちてしまっている。前日の練習と比べてもチームとして30本下回っています。自信を持っている中たりじゃない。もっと自信を持って引けばいいんだけど、どうしても緊張すると力の入り具合が変わってしまってバランスが崩れてしまう。結果的に自分達を倒せなかった。打倒大東ができなかったんですよ。これから、基本の1から直していかなければ来年大変苦しい試合をしていかなくてはならなくなる。

金井咲江香(日文4)主将
 立ち上がりが悪かった部分はあったが、2立目で修正できていたので普段の練習通りの力は出せていたのかなと思う。リーグ中に課題だったメンタルの弱さも、3立目辺りで「あとは楽しむだけ」と伝えていたので。できた人とできなかった人はいると思うが、それで少しでも楽になっていたならそれでよかったと思う。でも、筑波大と競り合った5立目、実は私が後ろで吐きそうなくらい緊張していた…1番緊張しているんじゃないかと思うくらい。王座に向けてメンタルはもっと強化できる部分があると思う。もっと自信を持っていける部分は必ずあるため、そこは強化していきたいし、技術的な部分でも修正を加えていきたい。そうすれば王座でもいい結果が出せると思う。

紀ノ國由依(教育1)
 402_large.jpg今日の試合は、すごく緊張した。立が終わるごとに裏で死んでいた。結果については、皆で取れたものだと思っている。リーグ戦では中が多く、挟まれる安心感があった。今回、大会での大前は初めてだったが、後ろでポンポン中ててくださり、心強かった。後ろからの中りが励みになった。私はただ引けばいいと思っていた。今日は的枠に救われていた場面もあり、王座に向けて、これから3週間的に収まるように練習を頑張りたい。


南雲友紀奈(教育2)
 403_large.jpg1週間前から直しているところがあった。2週間前から直し始めてコツが掴めなくて、引き方も分からなくなってしまって。1週間でなんとか自分の中で感覚を見つけたが、あまり自信がなかった。でも「ここまで来たらやるしかない」と思っていた。でもいざ立に入るとやりたいことができなくなってしまい、1立目はコーチにも「練習でも無いくらいに酷い立だった」と言われてしまった。観客席で見てくれた同期や先輩にアドバイスをもらって修正したら2立目で1番良い射ができたのでそれはよかったと思う。その後も何本か外してしまった矢もあったが、継続できていたと思う。個人1位というのは嬉しい反面、もう少し的中を伸ばせていた場面があったと思うと満足いく的中ではなかったが、不調の中でも1位を取れたのは自分の中で大きかったと思う。チームで王座に行けたことについても、去年1中競射で負けた時に山田さんと「来年は絶対王座行こう」と言って、この1年王座に出るためにやってきた。今直している部分を完璧にして、自分のミスがないように。あとは気持ち的な部分で負けることが多いので、たとえ失敗してもそれを引きずらないように自分自身をもっと強くしていきたい。

山田恵里花(日文3)
 78_large.jpg今日の試合は、自身の調子があまり良くなく、前の2人が引っ張ってくれた。自分の中で納得はいっていないが、勝てたことを喜び、悔しかった想いを次に活かしたいと思う。今回の結果については、王座出場が部活で決めていた最初からの目標であり、その目標が達成できたので、今日は喜びたい。また、前回は自分のことで精一杯で試合を楽しめなかった。今回も楽しもうと考えていたが、緊張、プレッシャー、今の自分の調子で押しつぶされていたため、楽しむことはできなかった。王座では楽しむようにしたい。王座出場の目標が達成できたことによって、皆のモチベーションが下がったり、王座でのプレッシャーに負けないよう、新たに目標をたて、王座までにモチベーションを上げてまたみんなで頑張っていきたい。

関根一晟(企シス4)

関根さん.jpg

正直な話、ここまでのリーグ戦を通して全体の結果としては一番悪かったかなと。もう少し、せめてもう少し自分たちの力を出し切れると思っていた甘さがあったのかなと。悔しいというよりも情けない気持ちの方が強いです。まずはしっかり調子を合わせられなかったことと、勝負強さを出せなかった。射のレベルとしても、礼儀なところとしてもまだまだ未熟だったのかなという。それをしっかりシーズンの最後まで作り上げられなかったことの責任が大きいと思う。常に最後かもしれないという覚悟は決めていたので、4立目で出たときは特に気負いもなく自分の力を出し切ればまだ何かあるかもしれないとは思っていたが、やはりそこはうまくいかないところもあるので、それはもう結果が出なかったことは仕方ないと割り切っている。王座には3年間行っていたので、逆に言えば行けるのが当たり前という、自分たちは(王座に)行っていない時代を知らないまま来てしまったので、そういう意味では少し足元をすくわれたのかなと。もっと年々レベルを上げていかないといけないところを毎年同じような的中でくすぶっていたので、そこを今回筑波大学さんに超えられてしまったというのは完全な負け、とは感じています。

 王座に3年間行けたことは、部の歴史としても自分たちが経験できたのはとても大きかったと思う。そこに自分たちも3年間関われたというのは充実感はありますが、それを4年間次の代までつなげていけなかったことは少し悔しい気持ちもある。でもそれを今の代に経験してもらったのは、また新たな一歩として、新しくスタートを切れるのかな。チームとして、もう一度基礎から見直さないといけない。やはりまだ雑というか、粗さが目立つのをどんな人が見ても思ってしまうので、まだまだ人前で引くには早いと思います。もっと作り上げて、それが自身に変わっていくと思うので、自分たちは基礎を少しおろそかにしてしまった、という風には感じているので……。次の代はもう一回気持ちを引き締めて、部全体の目標として基礎から見直していって。結果が出なくてもそこを我慢しなくてはいけない年が来るかもしれない、とは感じている。



佐々木耀(スポ科4)

佐々木さん.jpg

 この結果を受けて実力というか、これがうちの今の限界かなというのを身に染みたというか。リーグがギリギリ、相手もタイミングよく調子が悪くて勝ってきた部分もあり、その反動というか、自分たちの持っている本当の力はこの程度だったというのを改めて分かった試合だった。それでも4年間やってきたことが、4年目にしてまたこうしてちゃんと試合にも出られていたので、その部分は自分の中では4年間頑張れたのかなと。ただ王座に行きたかったのは本音で、東西もあともう一本で出られたのでそこも悔しかった部分があります。この4年間が無駄にならないように、社会人でも弓道を頑張りたいと思ういます。

 とりあえず今日の試合は良いか悪いかで言うとあまり気持ちのいい試合ではなかった。前日に138中という調子のいい的中が出た中で、今日は106中と30本以上落としているのはどう考えても自分たちの力不足というのがしっかり出ていたので、その部分ではまだまだプレッシャーに弱い。特に下級生が今年は本当に中っておらず、昨年も一昨年も下級生が中っている年は王座にも出られて勝てていたので、下の底力というか、4年生が中っていても結局来年にはつながらないので、下級生がしっかり学べるように、今回出場した1、2年生というのは結果を踏まえて来年また頑張ってほしいと思います。


1年生の最初は同期の関根や初野が中っていて、自分は試合にも出られずそれが悔しくて、中る同期に的中の話を聞いて徐々に中るようになり、全関東でもメンバーに選ばれた。その年のリーグが大学入ってから初めての公式戦で、そこで少しずつ成長して決勝大会では20射皆中して、1年間を通して成長できたと感じた。2年生では東西で、関東1位になって成長が出来た。3年生のときは色んなプレッシャー、上級生になって柱になれたらというのがありなかなか的中が出ずに苦しい時期で、4年生はやりたいように、春は個人戦をとって関東個人も3位を取って。全関東もあまり結果は出なかったが一番中ってた1年間だったので、4年生になって下級生を支えていけたのは良かったと思う。今回王座に出られないのは、悔しいの一言。これまで3年間上級生を連れて行って、最後4年生になって自分たちは行けないんだという、そこは悔しい。今の1、2年生にもそういう風にはなってほしくないので頑張ってほしい。今年は4年生が試合に出ていて、それが抜けた穴というのは正直埋めるのが大変だと思う。ただそこを大変だな、だけで終わらずにしっかり自分たちで考えて工夫して練習も考えて、新しい代になって一発目の春、今年は負けているのでそこをとりあえず一発目取れるように、春季をとっていいスタートを切れるようにこのオフ期間をしっかり個人で練習してほしい。



【丸山カノン 姜亨起 木彩衣】
posted by スポダイ at 03:43| 弓道部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする