2018年09月16日

【ラグビー部】関東大学ラグビーリーグ戦1部 対専修大学

関東大学ラグビーリーグ戦1部 対専修大学
日時:9月16日(日) 12時30分キックオフ
会場:秩父宮ラグビー場



課題多き開幕戦勝利


試合後にあいさつする本学.JPG


大東文化 専修
前半後半 前半後半
45トライ12
22ゴール12
2429714
53合計21


 開幕戦を大勝で制するも、選手や監督の表情に笑顔は無かった。フォワードのスクラムやモールでは相手を圧倒し、今年の本学が目指す『ボールアクティブ』ではその片鱗が見えるプレーがいくつかあった。しかし、それ以上にペナルティやイージーミスが多く目立った他、昨年堅固さを誇ったディフェンスにおいても後半ロスタイムにトライを許してしまい、目標とする大学日本一へ向け課題が多く残る試合となった。


スクラムで圧倒する本学.JPG
▲スクラムで圧倒する本学
 白のセカンドジャージで試合に臨んだ本学は、前半14分に自分たちの強みで先制する。敵陣ゴール前でのマイボールスクラムで、SH(スクラムハーフ)南昂伸(社経2)のボールインと同時に本学フォワードが猛プッシュをかけ専大フォワードを押し込むと、スクラム最後方のNO8(ナンバーエイト)アマト・ファカタヴァ(外英4)がトライゾーンにボールを抑えた。19分にはループパスで南が専大ディフェンスをラインブレイクすると、最後はFL(フランカー)湯川純平副主将(現経4)がトライに成功した。

 しかし24分、専大のペナルティで得たタッチキックをSO(スタンドオフ)大矢雄太副主将(環境4)がライン外に出し損ねると、専大がキックカウンターを仕掛ける。本学ディフェンスの裏のスペースへキックパスすると、インゴールに転がったボールを抑えられトライを許してしまった。その後は本学が2トライを追加し、前半を24-7で折り返す。


積極的にアタックした平田主将.JPG
▲積極的にアタックした
 平田主将
 後半では5分にLO(ロック)佐々木剛(社経3)がトライするも、12分には自陣ゴール前で専大のサインプレーを止められず2トライ目を喫した。以降はフォワード陣を中心に本学が4トライを重ね53−14で迎えた終盤、本学が自陣ゴール前で今試合10度目となるペナルティを犯してしまうと、残り時間が少ないこともあり専大は近場のFWアタックで攻めてきた。

 昨年、DFで堅さを見せた本学はこれまでにも同じシチュエーションで何度も相手のトライを防ぎ、勝利をものにしてきた。しかしこの試合では、連続で攻めてくる専大FWのアタックを止めきることが出来ずにトライを許してしまい、直後のコンバージョンキックも決まったところで試合終了の笛が鳴った。53-21。勝利することは出来たものの、今後に課題を多く残すノーサイドとなった。



試合後コメント



平田快笙主将(環境4)

「やはりリーグ戦初戦ということもあり、みんな緊張していて思うようなプレーが出来なかった。今年はどのチームも早くボールインして早くスクラムからボールを出すというのをわかっていたので、それにどう対応するかを春からずっとやってきたが、まだ8人がまとまってスクラムを組めていなかった。集中力が80分間通してずっと出来ていたかというと、出来ていなかったと思う。80分間通して集中しないとそこで隙が生まれてしまい失点やけがにつながるので、80分間通して集中しようとは言っているが、それが上手くいかなかったのが最後の失点につながったと思う」


大矢雄太副主将

「初戦なので自分たちのプレーが出来ずにミスも多く、試合前から感じていた初戦の難しさというのが出てしまった。そこをいかに僕が試合運びを上手く出来るかというのがポイントになってくると思うので、僕がもっとチームを引っ張っていけるようになれば仲間がもっと楽にプレーできるのじゃないかなと思う。大外にボールを回すと向こうのDFシステムに上手くはめられてしまったというのはあったが、ラックサイドでのピックゴーやFWをアクティブに動かすことは出来たと思う。(コンバージョンキックについて)成功率50%を切ってしまったので、そこはキッカーとしてもっと信頼してもらえるように練習していきたい。今日は前に出るDFをあまり出来なかったし、次戦の拓殖大学は留学生もいるのでそこで差し込まれないようにバックスから前に出て、スクラムやラインアウトで頑張っているフォワードのサポートを出来ればと思う」


湯川純平副主将

「スクラムでレフリーとコミュニケーションが取れずにフラストレーションを溜めたところもあったし、バックスも流れに乗れずにミス多くなってしまったが、開幕戦というのもあるのでそこまで心配はしていない。セットプレーに関しては、フォワードがいつも練習している成果を出すだけだと思うので、まだ完璧ではないが良い成果にはなったと思う。練習中から監督に『油断するな』も言われていたのでそういう油断とかはなく、ちょっと浮足立ってぐらいだと思うので問題ないと思う。(次戦に向けて)一週間いつもやっていることを丁寧にやるだけだし、相手がどうではなく自分たちのやっていることの精度を高めていくだけ。次は留学生もいるので、そこにしっかり良いディフェンスが入れればと思う」


篠原大政(スポ科3)

「初めてAチームの試合だったが、出たらやってやろうという気持ちでいた。監督からは調子に乗って戦うのではなく、チャレンジャーという気持ちで開幕戦を戦っていこうと言われていた。(実際にプレーしてみて)少し緊張もあったが、グラウンドに出ればいつもの通り自分のプレーが出来たので、緊張もほぐれた。DFも意外と前に出ることができて、低いタックルができたので良かったと思う。プレーで細かなミスやコミュニケーションミスが多かったので、ミスを無くすためにもチームとしてダメなところはダメと言い合っていけば改善できると思う」


東海林拓実(スポ科1)

「(交代出場した時は)ほどよい緊張でピッチに入ることが出来た。監督からはあまり緊張せずに良い緊張で頑張れと言われ、主将や副主将からは周りをよく見て声を聞いてプレーしろ、と言われた。ボールを触る機会はあまり無かったが、次戦以降もまだまだチャンスはあるのでもっとボールを触れるようにしたい。南さんはフィールドの色んな所が見えているしし、自分でもボールを前に進めることが出来るプレーヤーなので、そこが南さんの良さだと思う。自分はランスキルが強みだと思うので、前を見てプレーするという南さんのプレーを真似て自分の強みであるランを意識していきたいと思う。今後のリーグ戦では自分はリザーブから出ると思うが、そこで流れを変えられるプレーヤーとして、皆から信頼されるようなプレーヤーになりたい」


青柳勝彦監督

「昨年度はリーグ戦で優勝したが、今年は今年のチームとして王者ではなくチャレンジャーという気持ちで戦おう、と選手を送り出した。ボールをアクティブに動かそうということでやっているが、今日は個人が一人一人行き過ぎてしまったし、自分で行くところは行ってつなぐところはつなぐという、その辺の判断が少し熱くなりすぎてしまったと思う。初戦はこうなるというのは大体わかるので、常日頃油断しちゃダメだという風に口酸っぱくいってはいるが、実際に油断してるかしてないかといえば少しはしてたと思う。そこで面喰ってしまった部分もあるので、大差での勝利ではなくけが人が出なかったことが次につながると思う」


山内智一コーチ

「緊張もあったと思うが、自分たちのやることがどうこうというよりミスのほうが多かったので、そこはいろんな形で修正するというところ。練習でやっていることの意識はしてくれているが、全体的な流れとかもあるし色んなシチュエーションを想定してどうやってそれを打開するかをもう少し詰めたほうがいいと思う。今年はリーグ戦の中で前年度優勝校として、ターゲットにされながら勝っていくということはやはり今日の試合でも難しいことだと思った。大矢に関してはキックを蹴れる技術はあるので、あとはメンタル。チームとしては、今日が今シーズン一番下のラインだと思っていて、これよりダメな試合は絶対勝てない。今日が一番下だったが逆に言えばあとは上に行くしかないので、ポジティブに考えていくしかない」



【姜亨起 馬場修平】
posted by スポダイ at 18:30| ラグビー部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする