今節リーグ戦、初得点!初勝利!
日時 2018年9月5日(水)11時30分
会場 大東文化大学総合グラウンド
結果 大東文化大学(前半1分、後半11分大門) 2−1 慶応義塾大学 (後半26分、山本)
本学は今節2試合を終え、引き分け、敗北と、いまだ勝利を得られてない状態で、反対に慶大は、1試合目引き分け、2試合目勝利と勢いに乗っている状態での試合だった。
本学は勝利だけでなく、いまだに得点を取れていないため、フォワードの背番号11大門紫選手と背番号9宇津木陽奈選手が得点を決め勝利に導いてくれるか注目したい。
試合が始まってすぐの前半1分。試合が動いた。ゴール前で大門選手がうまく詰めて、先制点を決めたのである。驚きの速さの得点で観客や応援している選手なども大いに盛り上がりを見せた。その後も前半は本学が攻める場面が多く、背番号27高玉彩乃選手がいいクロスをあげるも点にはつながらない。だが本学のパスミスなどでピンチになることもしばしば。しかしゴールキーパー背番号1高橋優里花選手が落ち着いてセーブをしていて、本学の守護神ぶりを見せつけていた。
後半も本学は攻めつづけていて後半の最初はこちらのペースで試合が動いていた。そして後半11分、大門選手がまた決めてくれた。ポーンとボールがキーパーの頭上を越え2点目をはいったのである。この得点により会場はさらに盛り上がり、このまま本学ペースで試合が進むと思われた。だがそのまま終わる慶大ではなかった。後半26分本学のディフェンスが抜かれシュートを打たれてしまい、1点返されてしまう。そうなってしまうと試合の流れが慶大ペースになり、試合が進んでいく。この時間帯の本学は攻められる場面が増え、本学サイドがひやひやすることも多かった。しかし頼りになるのはやはり守護神、高橋選手だ。26分に1点返されたが、それ以降は何度も訪れるピンチをしっかりと防ぎ慶大の追加点を許さなかった。試合終盤背番号26番山室佑梨花選手がキーパーをもかわしビッグチャンスが訪れるもゴールポストに嫌われ得点は入らず。その後も一進一退の試合が続くが、点につながることはなかった。そして2−1で試合が終了し、本学の勝利となった。
試合後のインタビュー
川本竜司監督
Q、勝利が決まった時、その瞬間のお気持ちを教えてください。
A、最後までドキドキする展開だったが最後までリードを守りきることができたのでよかった。
Q、互角の試合に見えて、最後は本学が勝ちきることができたが、勝利を決めた本学と慶大の違いを教えてください。
A、慶大は高校の実績で見たらトップクラスの選手がいたりなど、個人の技量で言えばすごい選手がたくさん在籍している。それに対して自分達はディフェンスからの守備をしっかりやっていて、そこからチャンスを作っていくプランをうまく表現できたのが大きいと思う。
Q次戦への課題を教えてください。
A意図を持って攻撃を仕掛けたい。攻撃の改善が次戦への課題です。
大門 紫 選手
Q、この試合2得点取ることができましたが点を決めた時のお気持ちを聞かせてください。
A、1点目を決めた時はまだ早い段階だったので、これで勝てるとは思ってなくて、慶大の弱点が試合中に分かったので、そこを突いて追加点をとろうと思っていました。
Q、その弱点とはなんですか?
A、慶大は浮き玉にルーズで背後が空いていたところです。
Q、今回の試合点を決めた選手として次戦への意気込みを教えてください。
A、私の代は四年生が多く出ているが、自分達がしっかり後輩を鼓舞しながら試合に臨みたいです。自分はフォワードで、点を決めることが仕事なので、つぎの相手の早稲田大学は強いが、点を決められれば良いなと思います。
時節 9月9日(日)11時00分 早稲田大学 東伏見グラウンド
早稲田大学対大東文化大学
右)大門紫選手がゴールを決めた直後
左)大門紫選手のシュートがキーパーをこえた後
【長橋健太郎】