2018年05月28日

【ラグビー部】第7回関東大学春季大会A 対流通経済大学

第7回 関東大学春季大会A 対流通経済大学
日時:5月27日(日) 14:00
場所:龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド

大東文化  31 – 31 流通経済

19    10

12      21


魅せた! ラストワンプレー

大東”力”で追いつき 引き分けに


春季大会第3戦、本学は流通経済大学と対戦。前半は本学9点リードで折り返す。しかし後半に逆転され、流通経済が7点リードのまま後半40分に突入。ラストワンプレーで本学がトライ、そしてゴールも成功させ同点。そこで試合終了となった。「自分たちのほうが強いんだ、というのを流経さんにイメージ付けをできたら」前回の帝京戦後の取材に対し大矢雄太副主将は、こう答えていた。

大東文化 流通経済
前半後半 前半後半
トライ
ゴール
19121021
31合計31

前回の帝京戦。前半はリードするも後半はノートライ。逆に攻勢を強めた帝京大学のアタックを食い止めることが出来ず17-38と逆転負けを喫した。「つなぐプレー」「後半でどれだけ結果が出せるか」「組織的なディフェンス」 チームの課題がより明確となった。今回の流通経済戦で、いかに改善されるか、それが注目されていた。


当日の龍ケ崎市の気温は26度。雲1つない青空が広がり、強い日差しが降り注ぐ。相手のホームグラウンドであったため、ちびっこラグビー軍団、チアリーダー、吹奏楽、流経大柏(流通経済大学の付属高校)のラグビー高校生、龍ケ崎市マスコットキャラクター『まいりゅう』までもが応援にかけつけていた。会場は流経大一色に染まるが如くの熱気に包まれる。入場前にはサインを求められている選手も見受けられた。「がんばれー!!!」笑顔で返す流経大選手。そして、そのちびっこラグビー軍団とともに本学の選手も入場。14時キックオフ。


開始から積極的な姿勢を見せた本学は前半5分、“足の速い”朝倉健裕(スポ科1)のトライで先制。アピサイ拓海(環境4)のコンバージョンキックも成功し7−0。流通経済に逆転されるが、前半27分湯川純平(現経4)、前半38分の土橋永卓(環境4)のトライで再びリード。19−10で前半を折り返す。前半、一人一人のリアクションが遅い為に次へのサポートが間に合わずノットリリースでペナルティを多く取られた本学。そこをハーフタイムで話し合い後半に突入。


後半8分。朝倉が再びトライを決める。キックは失敗し24−10。しかし。ここから本学は約40分、押される展開が続く。青柳監督は課題としていた「後半」については「まだまだだね」「足が動いてない」「つなぐボールもまだまだ」「ミスが多かった」と評価。本学は3トライ3ゴールを許し24−31で時計は後半38分をまわる。「あと1分30秒!!」 流通経済が叫んだ。


「最後ね、同点まで戻した。そこまでの力があるので心配はしていない」

青柳監督が言う、“本学の力”がここから始まる。後半38分から約10分間、ゴールラインまでわずか1mの死闘が続く。男たちの衝突、衝突、衝突。果敢に攻めるも、やはり相手のディフェンスは固い。「出させるぞ!!」流通経済が再び叫ぶ。本学、流通経済の両大学の声援は、時間が経つにつれ次第に大きくなっていった。

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そして、その時はきた。

流通経済のペナルティ。本学は、スクラムを選択。何回も組みなおす。ゴールラインまで1mのスクラムは迫力が違う。ボール投入。重戦車のような男たちが互いに押し合う。先程までの攻撃はすべて止められている。本学によりボールが取り出される。投げられたボールの先には・・・・・・・朝倉だ。朝倉が走る。まだ走る。そして3人を見事かわしトライ。今試合3トライ目をここであげた。これで29−31             


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続くコンバージョンキック。これを決めることができれば31−31の同点。外せば本学の敗北。「プレッシャーかけるぞ!!!!」勝ちたい流通経済大学。対する本学のキッカーは、アピサイ。先程のキックは外していた。会場全体が注目するなかボールは蹴られた。「1年生の春の対中央大学戦で同じような状況があった。その時は外してしまい、その光景がフラッシュバックしていた。」「でも、思ったよりはリラックスしていた」アピサイは試合後こう語った。

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コッーン、ボールがゴールポストに当たる音。ボールは中か。外か。・・・・・・・・中だ。アピサイ、見事成功。会場は敵味方問わず歓声に包まれた。朝倉のトライ、アピサイのゴールで7点を返した本学は31−31で同点。約10分間の劇的ラストワンプレーはこうして幕を閉じ、試合終了となった。


ー試合後コメントー


青柳勝彦監督

前回の帝京戦での課題 「後半でどれだけ結果を出せるか」

「まだまだだよね。暑さとかもあったかもしれないけどね、同じ条件なので。やっぱり走れてなかったな。つなぐボールも、雑な部分はあったし。ミスも多かったでしょ」

組織的なディフェンスがまだできていない

「組織的なディフェンスもそうなんだけど、個々の、一対一のタックルでやられている部分も多かったよね。トライされている場面もあったし。そこでね、相手の留学生が来た時とかに勝てる力、そういう所も精度を上げていきますよ。」

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ハーフタイムで話されたことは

「もう少しリアクション早く、1人1人が動こうよ、と。結構、ノットリリースでペナルティを取られちゃった場面が何回もあったので、そういう所はやっぱりサポートが遅いからだから。2人目とか、ボールを持ってる人の次のプレーとかが、もっと早くサポートしてあげるといいのかな。そういう所が相手のほうが早かったかな」

試合前に話されたことは

「いつも練習でやっていることを出そうって事。今週のテーマとしては、アタックではボールを停滞させずにどんどん動かしていこうって言ってたんだけど、ミスが多かったね。ディフェンスのところは、ワンラインでラインスピードを上げる、っていう。上げてプレッシャーかけようってね。まあ、そこの個々のところでやられちゃった部分もあったから。全体もそうなんだけど、個々もね。うまくリズムが取れなかったね。ちょこっとしたミスでとかね。でもね。最後同点まで戻して。そこまでの力っていうのはあるので、そんなに心配はしてないんだよね」

チームとしては秋に向けて整う、という感じか

「そうね、こういう厳しい試合とか接戦を、今回はものにはできなかったんだけど、負けはしなかったので、そういうしつこい所。まあ、あんまり納得はしていないんだけど、今日の収穫っていう感じかな。」

先週の帝京戦で、大矢選手が「自分たちのほうが強いんだ、というのをイメージ付けできたら」とあった

「うちらのほうが強いっていうのはあるんだけど、そこまでいけてなかったね。向こうにリズムを狂わされたっていうか、自分たちのペースでやらせてもらえなかった。プレッシャーは受けていたよね。色々メンバーが入れ替わっている、というのもあるんだけど、今出ているメンバーがベストなわけで」

初スタメンの溝渕選手。今回の試合、どう評価されますか

「いいんじゃないか。初めて出てさ、あれだけできればさ。最初の試合なんかは緊張しちゃってね、ガクガクしちゃうんかもしれないけど。頑張ってたじゃん。自信になったんじゃないか。」

朝倉選手の活躍については

「足早いからね。良いところにもいるしね。それが良いんだろうけれども。また積極的に頑張ってもらいたいよね。」

明治大学戦に向けて

「全力を尽くすだけなんだけど、今やろうとしているね、ボールをアクティブに動かす、と、ディフェンスでも組織でやるんだけど、しっかり一人一人が前に出てプレッシャーをかけてやれるディフェンスかな。この2つを今意識してやっているんで。そういう所が、結果出ればな。もちろん勝てばいいんだけど、もし勝てなかったとしても、そういう所が練習でできていれば成果としてあがるんで。こっちとしては満足かな。そういう試合をしたいね。」


朝倉健裕(スポ科1)

試合前にチームで話していたことは

「メンバーが結構変わっていたので、チーム全体でコミュニケーションをとって、声かけ合って、ミスを少なくしようときめていたんですが、結構ミスが出てしまって今日の結果になってしまった。」

1回戦から3戦連続スタメン出場ですが

「一番外でのポジションなので、ボールをもらったらトライを取りきる事と、外からもっと声をかけて皆の指示をできるように意識してやっている。」

自身が考える、良かった点と悪かった点

「良:サポートのつき方が良くて、ボールも良い位置でもらえ、決められたこと。

 悪:チームが悪い雰囲気になっているのを、自分が余裕のある分声をかけ、チームの雰囲気を上げていくことを意識してやっていきたい。」

明治大学戦に向けて

「今日よりもっとしんどく、ハードな試合になると思うので、この1週間で立て直して勝利を目指す!」


アピサイ拓海(環境4

最後のゴール前はどのような気持ちだたっか

「1年生の春の対中央大学戦で同じような状況があった。その時は外してしまい、その光景がフラッシュバックしていた。でも、思ったよりリラックスはしていた。」

ゴールが決まった瞬間は

「前回みたいに失敗せず、ほっとした。」

今後の課題は

「負けている時に気持ちがダウンしてズルズル引きずっているから、そういう時に声を出して互いにコミュニケーションをとる。」


溝渕篤司(スポ科2)

―Aチームとして初のスタメン

「練習試合からの初の試合だったから、緊張がめちゃくちゃだった。でも、仲間が頼りになってサポートで助けられた。」

自身の今試合の評価は

「良いところはあったが、フォワードの使い方が使いきれていなかった。もう少しうまくいっていれば、点が入ったかもしれない。」

課題は

「次の試合では、フォワードをしっかりと使いこなし勝ちにいく。余裕をもってプレーをし、チームを引っ張るつもりで頑張る。相手も良いので良い戦いになると思う。」





来週は対明治大学。

〈日時〉6月3日 14:00キックオフ

〈会場〉明治大学八幡山グラウンド


【 馬場修平 / 大島拓也 / 西澤蒼馬 】

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〈ひとりごと〉

スポーツ大東編集部に入部するまで、ラグビーには無縁でした。ラグビーについて調べ、少しづつではあるがわかってきたつもりです。調べていくうちに気になった言葉は「ノーサイド」。簡単にすると、試合終了後は敵味方関係ない、というもの。「なるほど」とだけ思っていました。しかし、この流通経済対大東文化の試合終了後、「ノーサイド」を目の前で見ることができました。流経と大東の集合写真。良いねえ。・・・・と思っていたら、よく見てください。流経と大東の選手が1つになり、子供たちと写真を撮っています。この、2大学が左右分かれて集合写真・・・と思っている時からの大逆転。文では伝わりにくいですが、本当に良いものだなと感じています。怖いとさえ感じていたラグビー。もちろんプレーもかっこいいですが、こういったことも魅力の1つかな、と思いました。初心者ながら考えてみました。すみません。ラグビーいいですね。流経さん、大東さん、ありがとうございました。ではまた来週。

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posted by スポダイ at 20:01| ラグビー部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする