2018年04月29日

【ラグビー部】第7回関東大学春季大会A 対慶應義塾大学

第7回関東大学春季大会A 対慶應義塾大学
日時:4月28日(土) 13:00
場所:慶應義塾大学日吉グラウンド


春季大会初戦、慶大に11トライの圧勝!!

ルーキー朝倉は2トライの活躍


円陣.jpg
▲円陣を組む本学

大東文化 慶應義塾
前半後半 前半後半
56トライ20
22ゴール10
2934120
63合計12

 個々の力が爆発した試合となった。4月28日、2年連続で関東大学春季大会Aグループに入った本学は、初戦となる慶應義塾大学戦を相手のホームグラウンドで迎えた。負傷でメンバーを外れた平田快笙主将(環境4)のポジションには柴ア冴亮(現経4)が入ると、1年生からは御所実業高校出身の朝倉健裕(スポ科1)が唯一メンバー入りを果たす。さらに今季より留学生同時出場枠が3人に増えたことで、スターティングメンバーにはアマト・ファカタヴァ(外英4)、タラウ・ファカタヴァ(外英4)、シオペ・ロロ・タヴォ(外英2)の3人が名を連ねた。ほぼベストメンバーを組む事が出来たこの試合、前後半合わせて11トライを挙げた本学が見事初戦を勝利で終えた。


鈴木の先制トライ.jpg
▲鈴木の先制トライ

 慶大ボールでのキックオフで試合が始まると、早速本学が強みを見せつけた。開始1分も間もないころに本学がマイボールスクラムを組むと、南昂伸(社経2)がボールを入れた瞬間に本学FW陣が強力なプッシュで慶大FW陣を押し込んでいく。思わず崩してしまった慶大にペナルティが与えられると、その後4分のスクラムでも本学が圧倒し慶大がペナルティを犯す。そのペナルティで得たラインアウトではモールを組むも乱れてしまうが、南が機転を利かせバックスへ展開。すると左の大外に控えていた鈴木匠(スポ科2)が相手のタックルをかわし、そのまま先制トライを挙げた。大矢雄太(環境4)のコンバージョンキックも成功すると、12分には大矢のキックパスをキャッチした土橋永卓(環境4)もトライし、12−0とリードを広げる。


土橋の独走トライ.jpg
▲力強いプレーを見せた土橋

 その後、慶大も1トライを返し12−7となった場面で、17分に土橋が驚異のプレーを見せつける。本学陣内まで攻め込んできた慶大がボールを落とすと、拾った南が土橋へとパスを放る。土橋はタックルに迫ってくる相手を一人一人しっかりヒットして弾き返しラインブレイク。何とそのまま敵陣まで走り切り、トライゾーンへ滑り込んだ。本学の勢いは止まらず、33分にも慶大のペナルティから南がクイックで持ち出すと、サポートに走った朝倉が嬉しい15人制初トライを決めた。35分には慶大キックオフから本学がオフロードパスでどんどんパスをつなぎ、最後はアマトがトライ。前半終了間際では慶大にトライを許してしまうが、29-12と本学がリードして前半を折り返した。


アピサイ.jpg
▲復帰戦となったアピサイ

後半開始早々、今度はこの試合でセンターのポジションに入ったシオペが圧巻の走りを見せる。自陣からキックカウンターでシオペへとボールが渡ると相手のタックルをものともせずぐんぐんとスピードを上げていき、トライゾーン右隅にトライ。11分には敵陣ゴール前で慶大がミスしたボールをタラウが拾ってトライを追加すると、ここからは本学のトライラッシュとなる。18分には湯川のループパスで南がラインブレイクし最後はアマトが自身2トライ目を挙げ、26分はシオペ、32分には朝倉と続く。そして34分、ルーズボールを拾った服部鋼亮(環境3)から湯川→南とつなぎ、南がチーム11個目となるトライ。昨年度の春季大会(東海大学戦)で負傷離脱して以来の出場となったアピサイ拓海(環境4)のコンバージョンキックは外れたが、スコアは63-12。終了間際は自陣でディフェンスをする時間が続いたが昨年度見せた粘り強さを発揮し慶大のミスを誘うと、ここでレフリーが試合終了の笛を鳴らした。留学生のみならず、南や朝倉といった日本人も力を見せつけ、春季大会白星発進を果たすことが出来た。



試合後コメント

青柳勝彦監督

―今日の試合を振り返って

「アタックに関しては練習でボールを動かし続けるということをやっていて、(ボールを)止めてラックにしてまたラックにしてというよりもつなげられるのならどんどんつないだ方が前に出られるので、それが少しずつ出来てきたから学生たちもこんな感じでやればいいのかというのがつかめたんじゃないかと思う。精度の問題については最初からすぐに上手くいかないところもあるから細かいところはまた修正しながらだけど、まぁ良かったんじゃないかな。前半は無理にオフロードしすぎたところがあったので、後半はしっかりレッグドライブしてすぐにパスをせずに様子を見ながら放れるなら放れという風にしたら、大分良くなったね」

―2番には柴ア選手が入ったが

「柴アも1年生の時はフッカーをやっていたから強かったんだよ。だからそこはあまり心配していなくてどっちかと言えばスローイングの方を心配していたんだけど、セットプレーの部分ではしっかり役割を果たしたから良かったと思う」

―バックスの12番にシオペ選手を置いた意図は

「やっぱりボールを持ったら強いでしょ。ウィングだとなかなかボールをもらう機会が少なくて、本人もボールをもっと持ちたいということでセンターにしたんだけど、スタンドオフや13番ともっとコミュニケーションが取れるようになるとディフェンスもより良くなってくると思う」

―今季から留学生枠が3人になり、この試合から早速3人同時起用したことについて

「ルールで3人出すことができて結局は3人出して試合をする方向だから、今日やってみてどんな感じかなというのがあったけど、フォワード2人のバックス1人でバランスが取れて良かったんじゃないかな。あとはコミュニケーションの部分やけがをしないことで、無理しなくていいところで無理せずパス出来るところでパスしたりという様なことが出来れば、よりもっといい展開が出来るかな」

―ルーキーの朝倉選手について

「良かったよね。セブンズの時も緊張してるって言ってて緊張したってしょうがないって言ってたけど、足の速いところをアピール出来て良かったんじゃないかな。思い切りやれって言ってチャンスをものにできていたから、良い役割を果たしていたと思う」


平田快笙主将

―試合を外から見ていてどうだったか

「新チームが3月から始まってこれまでの期間やってきたラグビーが出来たところと出来なかったところがあって、精度の部分がまだまだ良くなかったのでそこを修正できれば。いいボールつなぎでトライ出来た場面もあってああいうのを練習してきたので、あれを継続的にやっていけばもっと楽にトライできるかなと、外で見ながら思いました。また、昨年の特色だったディフェンスで前に出るというのがまだ出来ていなかったかなと。ウォーターでグラウンドに入った時も言っていたんですけど、まだまだ改善するところだと思います」

―昨年はキックを多用していたが、今年はボールをつないでいくチームに?

「そうですね。今年は色んなポジションにランナーがいるので、前に出られる人が多い分キックでボールを相手に渡すよりは、ボールを回して前に出るというラグビーをやろうとしています」

―スクラムについては

「今日はどちらかというとセットプレーからのアタックというのを重視していて、昨年みたいに全てのスクラムを押すんじゃなくてバックスで展開しようとしていました。良いスクラムを何本か組めてペナルティを取れていたところはあったのでそれは継続してやってもらって、スクラムからのバックスのアタックがまだまだだったので、そこを良くしていけば相手も結構脅威に感じるのかなと」

―ルーキーの朝倉選手について

「足速いのでスペースあると良いランをしてくれるんですけど、やっぱりまだ体が細いし軽いプレーが多くもっと声を出せばいいのにと常日頃アドバイスしていて、それが出来ていけばシーズンに入ってきて主力のトライゲッターになれると思っています」

―留学生枠が3人となり、今日の試合でもスタメンに留学生が3人入ったが

「3人同時に出られることで逆にそいつらに頼りすぎて良い方向に行かない可能性もあり、そこは湯川や大矢が上手くまとめてくれていました。でも、タイトな試合になり留学生たちが自分たちでというラグビーになってしまうと出来ることも出来なくなり、そこが(同時出場枠)3人の怖いところなので、そこでグラウンド内のリーダーがしっかりまとめてくれていたのが今日は良い方向に向いたと思っています」

―次戦に向けて

「今日のプレーで課題が各々出ていると思うので、そこを改善していけばいい勝負が出来るんじゃないかなと。自分たちの(チームの)留学生たちにもプレッシャーがかかってくると思うので、そこで日本人がそん色ないプレーを出来れば勝てると思っています」


湯川純平ゲームキャプテン

―試合を振り返って

「今日の試合では12点という失点が無かった方がよかったと思ってて、まだまだディフェンスが上がり切れていないし帰り切れてないという精度の悪い部分があったので、失点は出来るだけ少なくしていきたいと思います」

―アタックでは個々の力が通用していたと思うが

「個々の力で突破したところにどんどん裏でつないで、自分たちのいいテンポで進めていこうと思ったんですけど、どうしてもサポートが遅くなったり広くなったりして相手に絡まれてクリーンにボールを出せなくてミスが増えたりしているので、そういうところで言えばまだまだですね」

―スクラムについては

「今日の試合は前半の内にセンターラインが取れていなかったりとか色々あったんですけど、後半である程度修正できたかなと思ってて、あとはもう少しレフリーとコミュニケーション取った方がいいかなと思います」

―ルーキーの朝倉選手について

「健裕は出身高校も一緒ですごいいい選手なのはわかっていたので、あれぐらいはやってくれるだろうなと思っていました」

―次戦に向けて

「もちろん勝つことも大事ですけど、しっかり自分たちが今練習してることを出せればそのまま勝ちにつながっていくと思うので、2週間空くのでその間に修正していければと思います」


大矢雄太

―試合前にチーム全体で話したことは

「新チームが始まってから新しい戦術でやっていこうと決まったので、今日の試合でまず練習でやってきたことを出して、そこで見つかった課題をまた来週の練習で修正していこうという形で試合に臨みました」

―コンバージョンキックを外す場面があったが

「僕のゴールで勝ち負けが決まる試合も今後出てくると思うので、修正出来る限り次の試合までにはもっといい状態で臨みたいと思います」



柴ア冴亮

―今日の試合を振り返って

「キャプテンの平田が欠場ということで、あいつが担っていたスクラムやラインアウト、タックルの部分をあいつ以上に頑張らないとチームの勝利に貢献出来ないかなと思ったので、そこを重点的に頑張ろうとしました。(ラインアウトの)スローインとスクラムは上手く行ったんですけど、タックルは平田以上にできず2回ほど抜かれてしまったので、そこが反省点かなと思います。(スクラムは)改善の余地は全然あるんですけど、今日出た課題をしっかり修正していければと思っています」

―チーム全体の良かった点は

「練習でやってたアタックでボールをつなぐというところがしっかり出来ていて、そこが出来たから強い選手がボールをもってトライまで行けたのかなと思います」

―次戦に向けて

「この試合よりも次の試合の方が良く、という風にどこだから勝つってわけではなくて、次の試合を前回よりも良くしていきたいと思います」



南昂伸

―試合を振り返って

「アタックでは留学生が3人出場可能になったことで、バックスはシオペを起点に前に出てトライゲッターの朝倉が1年生にして良いランをしてくれていたので、そういうところでは良かったです。でも今日は暑くてみんな走れていなくて、後半は大東の強みであるディフェンスが前に出ることが出来ず慶應さんのアタックに食い込まれるところが多く、しんどい時にどれだけ走れるかで勝敗を分けると思うので、そういうところをもっと修正していけたらなと。(ディフェンス時には)自分からもっと上がって周りを引っ張れるようにしたいと思います」

―留学生が3人いることはハーフからしてもやりやすさを感じるか

「そうですね。一回フォワードを当てた後でもバックスに回しても留学生がいるという安心感というか、アタックでボールを下げるよりは前に出てくれたほうがボールも捌きやすいので、そういう意味では昨年よりも余裕を持ちながら出来ているというのはありますね」

―ハーフから見て今日のスクラムはどうだったか

「押せているのはあるんですけど、押した後にアマトとのコミュニケーションが出来ていなくて一回ミスした場面がありました。スクラムは押せるというのが今日の試合でわかったので、そこでもっといい準備をしながらアマトとコミュニケーションをとってアタックしたいと思います」

―バックスは昨季からメンバーが変わっていないが、やってみてどうだったか

「昨年よりは全然良いアタックができているし、自分の中でもやりやすさというのはあるので大丈夫でした」

―次戦に向けて

「春季大会だからと言って気を抜かず、大東はチャレンジャーなので、自分たちのアタックがどれだけ帝京に通用するかというのを試して出来なかったところは修正しながら、いい刺激をもらえる様に。逆に大東とは試合したくないと思わせるようなアタックを出来る様に、良い準備をしてやっていきたいです」


土橋永卓

―試合を振り返って

「一人一人がしっかりゲインしてオフロードでつないでいくという、練習からやっていたことが出せていたので、それはよかったと思います」

―自身の独走トライについて

「気持ちよかったです。春から結構力を入れているウェイトの成果が出たかなと」

―次戦に向けて

「次は帝京さんなので、やることやって個々で抜かれない様に頑張りたいと思います」


鈴木匠

「フォワードが前半セットプレーで圧倒してくれたので、バックスが前に出ることが出来てやりやすかったです。(バックスは)これまで課題だったオフロードとかは出来ていたんですけど、もう少し安定させたいです。(今日見つかった課題は)もっとコミュニケーションを取って走れるようになることですかね。(次戦に向けて)相手は連覇しているので、自分も全力出して立ち向かって勝ちにいけたらと思います」



朝倉健裕

―今日の試合を振り返って

「最初は緊張がいっぱいあったんですけど、プレーしているうちにみんなに声をかけてもらったので安心してプレーできました。(自身の2トライについては)やっぱりトライしたいという思いがあって、サポートについていたらパスをもらえると思ったので、サポートの付き方を意識してプレーしました。(今日見つかった課題は)ディフェンスでもっと視野を広くして、前を見れていない部分があったのでこれから練習してそこをレベルアップしていきたいと思います」

―自身の持ち味は

「足の速さを活かしたプレーです。(50m走は)6秒フラットです」

―次戦に向けて

「自分もこのままでは絶対だめだと思うので、帝京戦までにもっと自分のレベルをアップしていって試合に臨みたいと思います」



アピサイ拓海

―約1年ぶりの復帰戦となったが

「久しぶりの復帰戦でまだまだ出来ない部分とかも色々あって、一番は体力面で1年のブランクがあるのはきつかったです。(久しぶりということで緊張はあったか)最初試合に入るギリギリまで緊張していたんですけど、試合に入って体当てたらそういう緊張も取れました」

大矢選手と交代しスタンドオフのポジションに入っていたが

「今季からスタンドオフとセンター両方やっています。(どっちがやりやすいか)まだスタンドオフを始めて1週間ぐらいなので何とも言えないですけど、スタンドオフでもセンターでもディフェンスが出来ればと思っています」

―次戦に向けて

「まだディフェンスの部分がAもBもチーム全体的に修正する部分があるので、内を抜かれずに攻撃的なディフェンスで勝てればアタックも勝てると思うので、次の帝京戦に向けてはディフェンスを強化していきたいと思います」



◇次の試合予定◇

5月13日(日) 第7回関東大学春季大会 対帝京大学

13:00キックオフ 試合会場:帝京大学百草グラウンド


【姜亨起 小山智也 馬場修平】

posted by スポダイ at 21:00| ラグビー部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする