関東大学リーグ戦1部 対中央大学
日時:11月25日(土)14:00
場所:秩父宮ラグビー場
日時:11月25日(土)14:00
場所:秩父宮ラグビー場
中央に苦戦するも、後半突き放し勝利!
22年ぶり8度目の優勝を全勝で飾る
▲全勝優勝を喜ぶ本学の部員、スタッフたち
大東文化 | 中央 | |||
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
1 | 4 | トライ | 0 | 2 |
1 | 1 | ゴール | 0 | 0 |
7 | 22 | 計 | 0 | 10 |
29 | 合計 | 10 |
《本学メンバー》 | |||||
スターティングフィフティーン | リザーブ | ||||
1 古畑 | 2 平田 | 3 藤井 | 16 柴崎 | ||
4 服部 | 5 呉山 | 17 小泉 | |||
6 湯川 | 8 アマト | 7 浅沼 | 18 塩田 | ||
9 南 | 19 タラウ | ||||
10 大矢 | 20 安川 | ||||
11 土橋 | 14 シオペ | 21 村上 | |||
12 星野 | 13 畠中 | 22 石橋 | |||
15 中川 | 23 鈴木 |
リーグ戦を締めくくるにふさわしい快晴に恵まれた秩父宮ラグビー場。18日の東海大学戦で勝利し本学は、無事棄権することなくリーグ最終戦となった中央大学との一戦に臨んだ。そして前半キックオフを知らせるレフリーのホイッスルが鳴ったその瞬間、本学の優勝が決定した。
しかし試合は、前回の試合で東海大との死闘を繰り広げたとは思えないほど、中央大に自陣で攻められる展開となった。今日の試合で負ければ大学選手権への出場を逃してしまう中央大は、SH(スクラムハーフ)成田圭(1年=明和県央)とSO(スタンドオフ)侭田洋翔(1年=東農大二)の1年生ハーフ団コンビから、本学陣内でも執拗にハイパントや裏へのキックで先制を狙う。
本学バックスリーであるWTB(ウィング)シオペ・ロロ・タヴォ(外英1=ウェズリー)、土橋永卓(環境3年)とFB(フルバック)中川和真副主将(スポ科4=函館工業)の3人が冷静にキック処理したことで失点は免れたものの、本学もラインアウトやアタックでのミスが多く、中央大にボールをキープされる時間が続いた。
だか、こうした試合展開でもブレることが無かったのはやはりスクラムだった。前半12分、敵陣ゴール前でマイボールスクラムを押し込むと、NO8(ナンバーエイト)アマト・ファカタヴァが持ち出しトライ。SO大矢雄太(環境3=中部大春日丘)のコンバージョンキックも成功し7-0と本学が先制に成功したが、それ以降は再び自陣での展開が続き、結局前半を7-0で折り返した。
今季最終戦にして初スタメンだったLO(ロック)呉山聖道(1年=大阪桐蔭)に代わって安川遼(スポ科4=三沢商業)が入り、後半スタート。後半も前半同様中央大のペースで試合が流れ、本学もBK(バックス)のミスで思うように敵陣へ攻め込めず。
こう着状態が続く中での後半16分、試合の流れを変えたのはアマト。中央大のキックからカウンターを仕掛け大外に控えるアマトへと繋ぐと、これまでも見せてきた力強いランで相手を跳ね除けそのまま左にトライ。今季何度も攻守でチームを勝利に導いてきた男が、本学の悪い流れを打開した。
アマトのトライで調子を取り戻した本学は、25分もキックカウンターでSH南昂伸(社経1=御所実業)、30分には敵陣で展開し土橋が追加のトライを挙げ中央大を突き放す。その後中央大に失点を許すも、ラストプレーに交代で入った村上寛介(3年=中部大春日丘)の嬉しいリーグ戦初トライで29-10とし、試合終了。22年ぶり8度目の優勝を全勝で飾った。
【姜亨起 山口未華 石津汐梨】