2016年11月09日

【相撲部】第94回全国学生相撲選手権大会

第94回全国学生相撲選手権大会
11月5,6日
両国国技館


Bクラス3位も
Aクラスの高い壁



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 ▲「前に出る相撲」で大将戦
 を制した鈴木
 ▲Aクラスで1勝を挙げた佐藤


 「気持ちの問題。Aクラスの大学に名前だけで負けていた」。試合後、小松宜人監督はそう口を開いた。Bクラスでは昨年に引き続き3位入賞を果たした。しかし、Bクラス優秀4校として臨んだAクラス予選では、拓殖大学戦で佐藤勝成(スポ科3)が挙げた1勝のみ。「佐藤で1勝だけというのはさみしい。団体として1勝はできると思っていたと」と小松監督も肩を落とした。

 初日に行われた個人戦では、谷合空(スポ科4)が初戦を落とすまさかの展開もあったが、ほかの4人は全員初戦突破。しかし、2回戦で日大や東洋といった強豪校の選手と対戦し、ここで敗れ2回戦で全員姿を消した。

 2日目は団体戦。3回戦から登場の本学は、1回でも勝てば3位となり、Aクラス予選への出場が決まる。初戦の相手は、2回戦を勝ち上がってきた愛知学院大学だ。先鋒の佐藤、二陣谷合も無難に勝ちを収めるも、中堅高橋理敏(企シス4)、副将平澤純仁(現経2)が敗れ2−2の同点に。大将は鈴木雄太(経営4)。「2-2で大将戦に回ってくると思っていた。前に出ることしか考えていなかった」と振り返ったように、前に前に攻める相撲で大将戦を制した鈴木。昨年に引き続き、Bクラス3位入りを果たした。


 「0−5は情けない」。小松監督は準決勝の早稲田戦をこう振り返る。相手の勢いに押され、1勝もできずに3位となった。午後から行われたAクラス予選。本学は抽選の結果、東京農業大学、拓殖大学、同志社大学との対戦が決まった。この3校は、Aクラスに所属し強豪ではあるものの、日本大学や日本体育大学、近畿大学と比べれば、まだ付け入るスキのある相手である。しかし、結果は佐藤の1勝のみ。小松監督は選手の向かっていく姿勢について、「やってはいけないことがすべて試合に出ていた。引いてはいけない、苦しくても引くなと言っているが、治っていなかった。Aクラスでは引いては勝てない」と言及。「引くな」とは、相手が攻めてきているところをあえて自分も引いて、相手の力で土俵外に追いやろうというものである。いわゆる「引き技」はよく横綱が使っている印象はあるが、世間一般的な見解では押しに徹するのが勝利への近道とされる。実際、日本体育大学も斎藤監督も、4年間で押し相撲の極意を身に着けさせるという。

 本学はAクラス予選を勝ち点1で終えた。谷合主将は「Aクラスに臆する場面もあったと思う。もっといい戦いができたのでは」と振り返った。今大会の団体戦では、4年生3人が団体入りし、その4年生は今回で引退となる。「かなりの戦力ダウンとなる」と小松監督も話すが、1年生は6人在籍と、若い力も希望の星だ。「チーム全員がレギュラーを目指して切磋琢磨できるようなチームになってほしい」と谷合主将が話すように、先輩後輩関係なく、激しいレギュラー争いがなされることを期待したい。


◇コメント◇
佐藤選手
「自分は先鋒だったので、流れを作るためにも(勝ち点)1点取らないといけないと思ったので、1点取れてよかった。今回4年生が3人主力だったので大きな穴は空くが、自分たちで埋めてしっかり結果を残せるように頑張っていきたい」

鈴木主務
「今年はこれといった賞は取れていなかったので、うれしさはある。Aクラスに関しては素直に強かったが、稽古に関しては自分たちのほうがやってきたと思っていた。その力が発揮できなかったのが悔しい。後輩たちには自分達よりもいいチームと、今回を超える成績を残してほしい。」

小松監督
「4年生は私の厳しい指導によく耐えてくれた。ただ、結果がすべてを物語るように、チームとしてはもっと努力しなければならない。まずはお疲れさまでしたと言いたいし、大学で学んだことを生かして社会に出ても頑張ってほしい」


【進藤麻斗・児玉涼香】

posted by スポダイ at 19:38| 相撲部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする