第61回関東学生剣道新人戦大会
11月22日(日)
東京武道館
力及ばず1回戦敗退
●大東大 西澤 牧 遠藤 石井 山本 神原 樋浦
メ 1(1)
X X X
メ メコ メ 3(4)
○帝京大 坂本 江藤 坂本 桝田 佐々木 小林 木屋
各大学1・2年生のみが出場して行われる本大会。9月の関東学生剣道優勝大会で惜しくもインカレ出場を逃した本学は、上級生たちの味わった悔しさをここで晴らしたいところであったが、結果は初戦での敗退となった。

▲この日唯一の勝者となった山本
対戦相手は帝京大学。先鋒の西澤貴一(政治1)がメンを奪われながらもその後積極的に技を出すが、有効打突とはならず一本負け。さらに、続く次鋒では二本負けと厳しい立ち上がりとなる。五将・中堅の2年生2人が流れを変えようと奮起し、惜しい場面はあったものの一本にはならず。そんな中でも三将の山本皓(環境1)が相手の技にすかさず対応しメンを奪い勝利。しかし、あわよくば逆転という期待もはかなく、副将が引き分けると大将の樋浦健(企シス1)は奮闘及ばず一本負けとなり、本学の1回戦敗退が決まった。
試合後に楢ア亘監督は「今の本学は経験が浅い選手が多く、元々の力量が比較的低いチーム。その中でどれだけのことができるかというのを見る試合だった。今のチームの状態から考えれば今日の試合は100点満点で60点くらいではないか」と語った。9月の優勝大会の際にも課題として挙がったメンタルの弱さについては「まだまだ試合で自信なさげに見える。練習を自信に変えなければならない」と指摘した。
選手たちのコメント
山本皓
「緊張はしていたが、ここで勝って流れを変えられたら良いと思ったし、むしろ自分がやってやろうという気持ちで挑んだ。一本勝ちという結果だけ見れば良いが、一本を取ったあと思うように試合できなかったので満足はしていない。今後に向けては、自分には筋力が足りないのでそこも対策していきたい。」
樋浦健
「いざ試合に挑むといつもの動きができていなかったもの、今日は気持ちができていたと思う。インカレ出場の懸かった前回の優勝大会と比べれば、新人戦は 行ける という気持ちを持って臨めた。大将という重要な役割を任されたが、プレッシャーに関係なくいつも通りに、を心がけた。」
【中川千明】