2013年08月23日

【ラグビー部】夏季オープン戦VS法政大学

夏季オープン戦対法政大学
8月20日14時キックオフ
会場:菅平サニアパークAグラウンド

強豪法政大に1点差の勝利
青柳監督リーグ戦開幕に向け「不安はない」


リーグ戦開幕まで1ヶ月を切った本学ラグビー部。本日は合宿を張る菅平にて名将谷崎監督が率いる法政大学と対戦した。本学はエース長谷川崚太(社経2)が5月以来の先発メンバー入り、SOには川向瑛(スポ科1)、FBには大道勇喜(社経1)などフレッシュンは選手にも期待が集まった。法政大は昨季はリーグ戦4位と最近は強豪の影を潜めているが、春シーズンでは早稲田大、慶応大に敗れはしたものの5点差と接戦を演じており本学の実力を確かめるには格好の相手となった。
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試合は本学ボールでキックオフ。開始早々から本学、法大ともに一歩も譲らず試合を展開。本学はボールをインパクトプレーヤーであるテビタ・ツポウ(社経3)、オネセマ・ハフォカ(社経1)、長谷川崚太(社経2)にボールを集めゲインを図る。

先にトライを挙げたのは法政大だった。前半14分に本学が敵陣にてボールをミスで失うと自陣5mまで法大がボールを運ぶ。すると、ライン攻撃から人数が少なくなっていたギャップをSO加藤俊介に突かれ先制トライを奪われてしまう。
リズムがなかなか掴めない本学はSHを木藤古翔吾(スポ科3)から菊池孝二(スポ科1)にメンバーチェンジ。すると、前半22分に相手のペナルティーを誘い敵陣5mでのラインアウトのチャンスを得る。このチャンスをしっかりとものにし最後は萩原裕太が押し込み2点差に迫る。37分にもラインアウトモールからテビタ・ツポウが押し込み逆転10−7とリードを奪い流れを本学に引き寄せた。
このまま前半をリードして終えたいところだったが自陣でのパス回しを法大にインターセプトされピンチを迎えてしまう。一度は攻撃を止めるもののワントライ目とほぼ同じ形でSO加藤に抜け出されトライ。前半はここで終了。大東10−14法大でハーフタイムを迎える。
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4点リードされハーフタイムを迎えたが選手達には充実感があった。青柳監督の指示を仰ぐまでもなく高橋主将を中心に輪ができ、選手達自身で課題を修正し話し合っていく。この時高橋主将は「ここに負けに来たんじゃない。勝ちに来たんだ」と選手達を鼓舞して後半を迎えた。

後半は法政ボールでキックオフ。キックオフ直後から本学はキックを蹴らずボールを回してチャンスを作りだして行く。ブレイクダウンにおいても負けることはほとんどなく不利な状況であってもFW陣の頑張りでボールを継続しチャンスを伺う。すると後半14分またもやラインアウトモールでのチャンスを得るとエース長谷川崚太が押し込み、再び逆転。15−14と試合をひっくり返す。

この後は試合終了までの30分間一進一退の攻防を繰り広げたが最後は本学が守り15−14で強豪法政大学に勝利を納めた。
この試合に勝利したことで選手達はリーグ戦で勝負できる手応えを掴んだであろう。リーグ戦開幕までおよそ3週間。いい準備をして中大戦に臨んでもらいたい。

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<試合後コメント>

青柳勝彦監督

「今日は1点差ではありましたが勝てたことでリーグ戦の中で自分達がどのくらいの立位置にいるのかがはっきりしました。選手達にも自信がついたと思いますし何より一つでもミスをすると勝敗に関わってくる厳しいゲームを味わえてよかったです。リーグ戦でやれる自信はつきましたが簡単には勝てないと選手達も感じたと思います。トライは3つともモールでの得点でしたがFW陣も大柄な選手が多いのでそこは持ち味にしていきたいですね。課題としてはラインアウトだと思います。今日の試合でもラインアウトで流れを悪くしてしまった部分は少なからずあったのでそこは修正点です。これからも難しい事はしないでチームとしてシンプルに戦って今まで通りのことをやりたいです。」

梶伊織
「久しぶりの試合で1年生とかも緊張があり上手くいかなかった部分も多かったですが勝てて良かったです。上手くいかなかった部分は気持ちが熱くなってしまってためることができなくて本来の実力を発揮できませんでした。もちろんリーグ戦のライバルである法政大学に勝てたことは自信になります。今日の試合ではバックスでトライを奪えなかっので京産大戦ではトライを取りたいです。」

種市則之

「法政大学など上位のチームとなると今日のようなしんどいゲームが増えてくるのでそれを経験できて良かったです。法政大学は強かったです。ですが、自分は昨年の法政大戦で怪我をしてしまったのでそのリベンジの気持ちはありました。ブレイクダウンも自分達のチームはFWが大きいのでそこは自信を持っていいと思います。京産大戦も練習でやっている同じことの繰り返しでしっかりと勝っていきたいと思います。」

長谷川崚太
「雨の影響もあったとは思うんですがミスが多かったなと思います。自分は久々の80分で長く感じました。春シーズンは怪我をしてしまって試合に出れず悔しい気持ちもありましたし、不安もありました。法政大学はディフェンスの上りが早くてボールを持ってもあまりゲインできませんでした。今日、勝てたことは良い事ですが浮かれていると次は負けるなと感じました。次の試合も練習でやっている事の成果をしっかり出していきたと思います。」


【鵜木 祥】






posted by スポダイ at 18:39| ラグビー部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする