2012年09月09日

【ラグビー部】関東大学ラグビーリーグ戦VS法政大

関東大学ラグビーリーグ戦開幕戦VS法政大
9月9日13時キックオフ
会場:熊谷ラグビー場

大東の力出せず
法政大に完敗

大東法政

前半3−14
後半5ー7
合計8−21

リーグ戦7試合の中で一番大事なのは今日の開幕戦と言っても過言ではない。青木監督も今日勝つか負けるかで大きく順位にも関わってくると前日練習終了後答えてくれた。
スターティング・フィフティーンには残念ながらトンガ留学生コンビの一人テビタ・ツボウ(社経2)の名前が無いもののフィリペ・フィナウ(経営4)、長谷川崚太(社経1)の二人は元気に出場。特にこの日リーグ戦デビューを果たすスーパールーキー長谷川にはラグビーファンの注目も集まった。

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前半から本学がボールを支配し法政自陣で試合を進める。相手ペナルティーから碓井廉(社経1)のキックでゲインすると川端尚也(スポ科4)、種市則之(経営4)、井東祐介(スポ科3)などの活躍により、法政ゴールラインに迫るもののトライを奪うことができない。
すると前半8分、ペナルティーの選択でPGを狙うと碓井廉がきっちりとゴール真ん中に決め本学が先制点を挙げる。

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この後も追加点を狙いにいく本学であったが次々訪れるチャンスを決めきることができない。
チャンスを決められずにいると主導権は移り変わるもの。だんだんと法政大学が攻撃を始める。本学も持ち前のディフェンスで対抗するものの前半23分マイボールスクラムを奪われるとそのまま要注意人物西内勇人に決められ逆転を許す。
33分にも法政のナイスキックで自陣に入られると密集のラックから押し込まれトライを奪われる。本学もトライを奪われる場面以外は前に出るディフェンスを遺憾無く発揮するもののボールを持つとプレッシャーを感じているのかミスが続出する。
終了間際にはこの日初めてフィリペのビックゲインが飛び出しトライラインに迫るものの長谷川崚太のノックオンでチャンスを潰してしまう。このまま前半終了。

後半も同じく本学の猛攻で幕を開ける。碓井のキックで敵陣に入ると3分にはペナルティーを獲得。ここでコーチはショットの選択の指示を出すものの選手たちはボールをタッチに出す作戦にでる。しかし、案の定ラインアウトを確保することができずチャンスをものにすることができない。
嫌な雰囲気が漂い始めたものの後半7分に法政ゴール前のラックから種市則之が押し込み2012年度リーグ戦大東の初トライをあげて反撃の狼煙をあげる。
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後半13分には高橋洋丞(社経3)がインゴールに持ち込みトライかと思われたが寸前にノックオンを犯し同点に持ち込むことができない。
この後もほとんど本学が敵陣で試合を進めるもののなかなか同点のトライを奪えず選手たちも焦りの色が見え始める。
すると後半35分にラックから法政FWに押し込まれトライを奪われ万事休す。
試合はこのまま8−21で終了。痛い敗戦となった。
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開幕戦での負けは確かに痛い。しかし、ここから茂野主将を中心とした4年生がどこまでコミュニケーションを取りチームを立て直すかでチームの順位が決まってくるであろう。昨年安定しなかったラインアウトも今日の試合では安定していた。
落ち込んでいるヒマはない。次戦の拓殖大戦にすべてを賭けて臨んでほしい。


〈試合後コメント〉
青木忍監督

――試合を振り返ってどうでしたか?
全てが空回りしている。やってきたことができない。なんでここでこのプレーなのというシーンも何度もあった。いいところですべてが裏目に出てしまいノックオンとかミスでチャンスを潰してしまった。
――攻め手がないのかなというイメージを受けたのですか?
そうですね。アップ、アップして所々でミスが出た。暑さとかもあったのかもしれない。
ブレイクダウンも遅く詰め切れないで相手ボールになったりしていた。本当にスクラムのミスで取られたトライも余計。

――その中でディフェンスは良かったのではないでしょうか?
まあ、ディフェンスは良かったです。ですが一つのミスがあると、と言った感じですね。
――次戦の拓大戦に向けては精神的な変化が一番必要なのでしょうか?
それしかないですね。もうやってきた事を変えることはできませんから。

茂野海人主将
――開幕戦黒星スタートとなりましたが?
今日は全体的に法政ペースに動いていて、大東ペースに持ち込めなかった。チャンスはあったが取りにいけなかった。
――立ち上がりは上手くいった印象はうけましたが?
試合の入り方は良かったが、簡単に3点(PG)を得てからの次のプレーが難しかった。基本的に自分も含め走れなかった。
――相手の印象はどう感じましたか?
タックルが入ってから寄せの1歩が法政は早かった。課題を挙げるとするとブレイクダウンの点。
――来週の拓大戦に向けて?
来週は勝たないといけない。課題を改善し早く勝ちを得たい。

長谷川崚太
――今日の試合を振り返ってどうでしたか?
今日の試合は練習や合宿で取り組んできたことをプレーで生かすことが出来なかった。
――ここまでチームとしてどのような練習をしてきたのでしょうか?
スクラムとセットプレーの練習そして走り込みの練習です。
――ミスが多かった部分があると思うのですが?
指示が通らずチーム内の連携が出来なかった。コミュニケーション不足を反省して次の試合に修正したい。
――法政大学の印象は?
法政はセットプレーが強かった。
自分達(大東)のミスから上手く(法政の)攻撃に繋げられた。


NEXTGAMEVS拓殖大学
9月16日キックオフ13:00
会場:熊谷ラグビー場

次の本学の相手は昨年リーグ戦最下位の拓殖大学。だが、本学は昨年の拓大戦にて19ー0のリードからまさかの逆転負けを喫しておりその時のリベンジを果たしたい所。拓大戦においては相手どうこうより昨年の自分たちに勝てるかどうか、拓大の苦手意識を払しょくできるかどうかがカギになるであろう。

【鵜木 祥・山田純平・田坪翔吾・写真提供池本大起】

posted by スポダイ at 22:34| ラグビー部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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