2012年09月09日

【女子バスケットボール部】第62回関東大学女子バスケットボールリーグ戦 2部 対日本体育大学戦

日時:平成24年9月8日(土)14時20分開始
会場:大東文化大学東松山校舎体育館

大東文化大学     日本体育大学
  10    1P    18
  8    2P    18
  7    3P    32
  26    4P    16
  51   TOTAL  84

 リーグ戦2戦目は、春の選手権大会で6位となった日本体育大学。前回の日本女子体育大学との試合では、後半になるにつれてスタミナが落ちてきたり、相手選手との接触プレーでボールをこぼす場面が見られたりと、選手の持久力不足や体力不足が残念ながら露呈してしまった。今回の相手、日体大は速さもスタミナも兼ね備えたチーム。前回の反省を生かし、本学がどれだけ相手の“動きを止められるか”が注目された。

〈スターティングメンバー〉
武藤佐知子(#12・3年・フォワード)、伊藤茜(#8・1年・フォワード)、佐藤美幸(#5・2年・センター)、三上京子(#56・1年・フォワード)、田中茜子(#6・2年・ガード)

 第1ピリオド、試合開始早々に三上の2本のフリースローシュート成功で、本学が先制。日体大も持ち前の力で即座に反撃に出るものの、シュートミスが続き、思うように得点を増やせない。一方本学は、武藤や三上のシュートで相手に食らいつく。1P終盤にかけて本学にパスの乱れが見られたり、相手の3ポイントシュートが決まったりしたことで点差がつき、1Pは10―18で終わる。第2ピリオドは開始後、リバウンドボールを捕球出来ていないことに対して山口忠芳コーチから「リバウンドを取れ」と檄がとんだ。それを受けて武藤も、他の選手に対して声をかける場面があった。声かけの後はリバウンドボールを取りにいく姿が見られたが、その後は少なくなってしまった。試合展開では、本学は佐藤、三上などがシュートを決めるも、なかなかオフェンスの流れをつくり出せずにいた。フリースローシュートでも成功する回数が少なく、加点は伸ばせない。一方、日体大はコンスタントに得点を重ねて、2Pは8―18。前半を18―36で終え、試合を折り返す。
 後半、第3ピリオドは開始直後から日体大の一方的な試合展開に。3P序盤では、オフェンスリバウンドをあきらめてすぐにディフェンスにまわる場面があり、本学の消極的な姿が表れてしまった。終始バタバタした感があったこのピリオドは5倍近い得点差をつけられた。そして最終ピリオド。見ていて、すでに疲れてしまっているような感じがしたが、3Pとは違う気迫を感じた。武藤をはじめ、佐藤、伊藤、三上、田中ら先発メンバーが最後の粘りを見せ、自分たちのオフェンスの流れができていた。リバウンドボールに向かっていく姿も前半に比べると多く見られ、積極性を感じた。第4ピリオドは26―16と、最後のところでようやく本学が優位に試合を進めることができた。

〜山口忠芳コーチのコメント〜
「相手の選手が大きく、当たりが違った。やはり2部の強さを感じる。(今後)慣れていかなければ。先週の試合よりは諦めずについていけたのではないか。(ただ)自分たちでミスをし、そのミスで苦しんでいる。(日体大はスタミナの)持続性が長い。それにやられていてはダメなので、(本学も)長く持続性が保てるように体力をつけなければいけない。(リバウンドは)2人大きな選手がいるから取れない。だが、“取れないなら取らせるな”というようにしないといけない。(オフェンスボールの捕球にいかないのは)守りを先に考えてしまうからだろう。相手に当たっていって攻撃の進行を遅らせるなど、もっとからまないとダメだ。(一方で失点が)100点にいかなかったのはディフェンスがよく守ったということだ。次回か次々回戦で一つでも勝てればいいのだが」

〜武藤佐知子選手のコメント〜
「(日体大は)スピードのあるチーム。(前回の日本女子体育大学戦では)開始すぐに攻められたので、最初のディフェンスをしっかりしようと思っていた。(最後の4Pでは)明日に繋がる試合をしたかった。やはり3Pの(状態の)ままで終わりたくなかったので、切り替えていこうと思った。(リバウンドについては)相手選手の背が大きいのでなかなか取れなかったが、取れなくても取らせないようにしようと思っていた。(次の対戦相手、東京学芸大は)ディフェンスが強くて前からプレスしてくるだろうが、最初から引かずにボール運びをしていきたい」

今後の試合は
9月9日(日)12:40〜 大東文化大学東松山校舎体育館 対東京学芸大戦
  15日(土)11:00〜 立教大学新座校舎体育館    対桐蔭横浜大戦
  16日(日)12:40〜 日本女子体育大学体育館    対立教大戦
武藤選手のコメントにもあるように、東京学芸大はディフェンスが強く、フットワークの速さがある。「(日体大よりも)もっと強いでの、気持ちをきらさないようにしないといけない」と山口コーチ。日体大戦では田中選手がうまくボールを運んでいたが、1対1のボール運びが学芸大戦でできるかどうか。活発なオフェンスの動きを期待したい。

【大村 和寛】
posted by スポダイ at 02:37| 女子バスケットボール部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする