女子個人全日本出場
5月15日(土)東京武道館にて、全日本出場者を決める女子個人の予選が行われた。
本学からは7名が出場し、見事藤倉幸子選手(スポ科3)が全日本出場を決めた。
個人での全日本出場は久しぶりの快挙で、長い延長戦の末、粘りの剣道で勝ち取った出場権であった。
▲独特の間で思い切って飛ぶ面が印象的であった藤倉
監督は
「我慢してチャンスの場面で打てていた。個人は勝ち急ぐ必要はないため、自分が勝負出来るところで打てば良い。そのためお互いに我慢比べだが、よく我慢して良いところが出せた」
と藤倉の試合運びに満足の様子であった。
藤倉自身も、
「ためてためて相手が止まったり気を抜いた所を打った。個人は粘りと体力があるものが勝ち上がる」
と、我慢して打ち所でしっかり決める剣道をつらぬいた成果が結果として現れた試合となった。
また、全日本では、
「まだまだ課題が多いので課題を克服して大会に望みたい」
と語り、
「団体でも全日本に出場したい。今度はみんなと行きたい」
と団体での出場に強い意気込みが感じられた。
▲3度の延長で苦しい場面もあったが強い精神力と我慢強さでのりきった
今年は男女ともに全日本出場を決めるだけの実力者が揃っており、早くも9月に行われる団体予選へ標準を合わせて稽古が始まっている。
9月までにどれだけの成長を見ることが今から楽しみである。
出場者・結果
・全日本女子学生剣道選手権大会出場(関東ベスト16)
藤倉幸子(スポ科3)
・2回戦敗退
廣田祥子(外3)
夘月茜(スポ科3)
・1回戦敗退
小井沼瞳(スポ科3)
荒井馨梨(スポ科2)
土屋枝理香(法律2)
沼倉弥紀(スポ科2)
【大川内梢】