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2008年12月19日

【ラグビー】入れ替え戦勝利おめでとう!!

 −入れ替え戦(vs立正大[2部1位])に見事30−5の完勝で、1部残留を決めた−

 【結果】
  12/13 熊谷グラウンド 14時〜

 ○大東(1部8位)30 ― 5立正(2部1位)
  [4T2G2PG]   [1T]
  


 約30年ぶりの入れ替え戦に臨んだ名門大東文化大学モスグリーン。
相手は、立正大。昨シーズン初戦から3連勝で波にのった本学であったが、立正大との4戦目、僅差で負けて以来その後4連敗、今シーズンも7連敗で公式戦では昨・今シーズン通して11連敗中と1勝もしていない。まさに悪夢がよみがえりそうな対戦カード。お互い手の内を知っている因縁の対決である。



 決戦前日、関戸直之(スポ科4・主将)の元に話を聞きに行った。「明日はもう気持ちの勝負。勝ちたい気持ちを前面に出してプレーする。4年生にとってはラストゲーム、後輩に最低限の事は残したい」と冷静に語り、「勝つために、全員ラグビーを明日は実現したい」と話した。



 決戦当日、入場前ニ整列した選手たちにはいつにも増して緊張感があs-081213-1.jpgった。中には涙ぐんでいる選手たちもいた。ラトゥ監督は試合前、選手たちに「悔いの残らない試合をしてこい」とだけ伝えた。


                             試合前に感極まる主将・関戸→ 







 試合開始から、気持ちを前面に出してプレーする本学フィフティーン。気持ちが入りすぎて浮足立ち、前半7分に相手に先制トライを奪われる。


 が、ここからが違う。1本取られ冷静さを取り戻した本学は、直後の10分、SO出村知也(環境2)のハイパントを早いチェイスで詰めていたWTB越智泰太(=やすたか・スポ科2)が気持ちを込めたビッグタックルで相手を止め、LO松田圭祐(スポ科3)も入る。このプレーでPGを得ると、SO出村がきっちりと決める。前15分、ハーフでラインブレイクしたCTBマオ(スポ科2)がゲインし、WTB越智につなぐ。敵陣22Mでラックを作るが、早い球出しでSO出村が逆サイドへのキックパス、これが今シーズン初戦の法政戦ぶりの先発出場WTB小笠原大樹(経営4)へつながる。惜しくもディフェンスに捕まるが、この日サポートの早さが光ったNo.8森山展行(現経4・副将)がつなぎ、そのままインゴールまで運ぶ。s-081213-2.jpg
コンバージョンもSO出村がしっかり決め、10−3と逆転に成功する。
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     この日2Tの活躍を見せたNo8森山→
 ←安定したキックで勝利に貢献したSO出村






s-081213-4.jpgここから本学の押せ押せムード。敵陣22M内相手ラインアウトをFL斉田晃平(現経2)が奪うと、ワイドにボールを振り、反対サイドでパスを受けたWTB越智がパントキック、これを自ら取り、そのままトライ。
 中盤から終盤にかけて完全にペースを握った本学は、課題のディフェンスも相手をファーストタックルでしっかり止め、攻撃の芽を摘んだ。スクラムでも安定感を見せた。28分にも早いサポートでNo8森山がこの日2トライ目を挙げる。
▲FL関戸の熱きタックル                     s-081213-5.jpg  
                                                                                                                                                                                                     この試合のMan Of the Matchの森山→










 後半開始前、控え室でのミーティングを早々に切り上げ、グラウンドにてリザーブメンバー含め、パスアップを行う。
「後半、立ち上がり10分集中切れやすいからしっかり集中しよう」FL斉田が円陣を組んだ中、声を出したほか、各選手声をかけ合いいざ後半へ。
                    
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 後半、序盤、互角の攻防を見せる。中盤から徐々に自陣でのプレーが増える。ここでこれまでならトライを許してしまった本学だが、この日は違う。焦らず、HO坂下拓也(スポ科4)、CTB武政徹哉(経営2)の魂のこもったハードタックルをはじめ、全員でしっかり声を出し合い、関戸主将が前日言ったとおり、勝つ気持ちを込めたタックルで守り抜き、無失点でいよいよ試合終盤へ。s-081213-7.jpg


                       勝利をたぐり寄せた坂下のタックル→






s-081213-8.jpg ロスタイムの後半43分、自陣でボールをターンノーバーするとWTB小笠原がゲイン、CTBマオがランニングで運び、途中出場のFB生方信孝(社経3)がこの試合ダメ押しトライを挙げた。直後、ノーサイドの笛が鳴った瞬間、フィフティーンはプレッシャーから解放されたのか崩れ落ち、涙。観客席で見守った方たちも涙で溢れていた。まさに全員ラグビーで勝ち取った勝利で決戦は幕を閉じた。
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                       勝利直後のフィフティーン▲



s-081213-10.jpg 試合後、誰よりも大号泣していたSH新川裕太(社経4・副将)は、「後半、ロスタイムあたりから、これでみんなでラグビーするのは最後なんだと思って、そしたら泣けてきた」と話した。





■インタビュー
シナリ・ラトゥ監督
「入れ替え戦は、今までに感じたことのない相当のプレッシャーがあった。ここまでうちはやれるんだというのを見せることができた。最後まで選手たちを信じて良かった」

太田正則FC(フィットネスコーチ)
「結果出て本当に良かった、これまでやってきたことが間違いじゃないと証明できたし、本当にホッとしたというのが正直な気持ち。(課題のセットプレーの安定について)大量に相手チームのビデオを仕入れて、分析した。相手も相当分析してくると思った。実はサインプレーのサインは、今日に向けて全て変えました」

平沼大輔コーチ
「シーズン3ヶ月間でやっとみんなの笑顔が見れて良かった」

FL関戸直之(主将)
「今日は、本当に良かった。今シーズン初めてラグビーが楽しいと思った。(後輩へは)この勢いで来季へ突き進んで欲しい」




★写真で見るこの試合★
◎15人で戦っているわけじゃない
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◎観客の心を揺さぶったタックル
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                                OF・DF面両方で高い能力を見せたCTB武政▲

◎涙々の勝利
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           (左上)頭の上がらないFL関戸主将
           (左下)SO出村知也[環境2]  
(右上)HO井上直俊[日文2・途中出場]▲


                          ◎関戸組ラスト写真→                        





*自分も約2年間ラグビー部を追いかけて、スポダイとしては最後の取材だったので勝った瞬間は選手たちと喜んでしまい、インタビューが少なくなってしまいました。すみません。



【ラグビーバンキシャ 高木悠太】


posted by スポダイ at 03:24| ラグビー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする