2019年03月21日

【スポーツ大東編集部】スポダイ引退コラムVol.3 姜亨起

 常日頃、スポーツ大東編集部の活動にご協力いただき、また我々の新聞やブログをお読みいただいている皆様、いつもありがとうございます。最終回となった今回の引退コラムは、スポーツ大東編集部 2018年度編集長の姜亨起(かん ひょんぎ・経営3)が務めさせていただきます。

名前:姜 亨起
学科学年:経営3
役職:編集長、広告局長、関東大学スポーツ新聞連盟担当
担当部活:ラグビー部、テコンドー部、陸上競技部(短距離部門)、硬式野球部、男子バレーボール部、アメリカンフットボール部、男子ラクロス部

 さて、これまで2回投稿された引退コラムの方はお読みになられましたでしょうか。まだという方は、そちらもぜひご覧ください!それぞれのこれまでの思いが詰まった、とても読み応えのあるコラムとなっております。





 今回、引退コラムをやろうと同期に提案したのは私ですが、いざコラムを書き進めようとすると書きたいことはたくさんありながらもうまくまとめることができず…。前回の石津のコラムから、期間がだいぶ空いてしまい申し訳ございませんでした。長文のコラムとなりましたが、どうか最後まで読んでくださると幸せです。

 私がなぜスポダイに入ろうと思ったか…そのきっかけを振り返ってみると、高校3年の時までさかのぼることになります。

 高校で私はラグビー部に所属していました。それまで小中6年間とバスケをやってきており、特に中学3年次には主将でもありました。そんな私がなぜ、バスケとははるかに競技性の異なるラグビーを選んだか…当時の入部理由は「体験部活が楽しかったから」でした(その後、あまりの練習のきつさに騙されたと思ったこともありましたが)。今でも「なんでラグビー部に入ったんだ?」と思うことはありますが、当時ラグビー部に入らなければ、スポダイで活動していた私はいないと言っても過言ではありません。そう思うと、なんだか感慨深いものがありますね。

 高校3年の秋、私が所属していたラグビー部は東京都予選で優勝し、なんと創部史上初の全国大会(花園)への出場を決めました。私はメンバーに選ばれなかったので直接優勝に貢献したわけではありませんが、あの時、雨の降りしきる秩父宮ラグビー場で仲間とともに優勝の喜びを分かち合ったあの瞬間は、今も忘れられない思い出です。

 全国大会出場が決まった後、新聞や雑誌など、色んなメディアでそれに関連した記事が掲載されました。その記事たちを読んだとき、自分たちのことが記事になったという単純な嬉しさや驚きと同時に、起きた事柄を記事にして全国各地の人に発信し、感動を伝える人っていいな、かっこいいな、と思いました。それが、今思えばスポダイに入ろうと決意したきっかけの初めの一歩だったと思います。



 そんな思いを持っていた私ですが、大学入学直後は最初からスポダイに入ろうとしていたわけではありませんでした。むしろ、スポダイの存在は全く知らず、他の大学生と同様にどのサークルに入ろうかと悩んでいました。

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▲当時受け取った4月号の1面
 昔バスケをやってたからバスケサークルに入るか、経営学部に入ったから会計系のサークルに入るか、またはその他のサークルか…。そんな時に私が目にしたのは、新入生に配られた資料とともに同封されていたスポダイ4月号(新入生歓迎号)でした。当時の1面を飾ったのは、大学選手権で16年ぶりのベスト4となったラグビー部。紙面を一目見たとき、力強さと躍動感が伝わる写真のかっこよさに圧倒されただけでなく、「これが自分のやりたいことじゃないか」という考えが頭をめぐりました。

 少し話がそれますが、正直な話をすると、あの頃の私は大東のラグビー部の存在をあまりよく知りませんでした。初めて大東ラグビー部の存在を知ったのは、テレビで放映された大学選手権準決勝を観た時です。ただ、当時抱いた印象としては「緑色のジャージって珍しいなぁ」「絶対王者の帝京大学相手にどんな戦いをするのかな」といったものでした(ラグビー部関係者並びに応援してくださるファンの方々、申し訳ございません)。その後スポダイに入ってからは、私もある意味大東ラグビー部のファンの一員となるわけですが…。


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▲1年次のインタビュー中の写真
 話が脱線したので元に戻すと…こうしてスポダイの一員となった私でしたが、高校3年間をラグビーに打ち込み、大学でもラグビー部が1面の新聞を見てスポダイに入ろうと思ったわけですから、当然担当部活の希望もラグビー部だけ。その他の部活には目もくれず、当時は3年間ラグビー部だけに密着して取材しまくろうと燃えてました。なので、箱根駅伝や関東インカレなど、全部員での取材体制が敷かれる大規模な大会を除けば、3年生になるまでまともに取材に行った部活はラグビー部のみ。多くの経験を積めたので良かったですが、もう少し幅広く色んな部活に取材に行っていればなぁ…と少し後悔してます(笑)。

 3年間の活動の中でも、編集長として活動した今年度が一番濃密で大変で、充実した1年間となりました。

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▲いつもいろんな意見が
飛び交った編集会議
 まず、新体制がスタートした当初は4人しかいなかった部員数は新たに10人も部員が入ったことで、スポダイは総勢14人の(個人の感覚として)大所帯に。それまで4人でほのぼのとしていた編集会議も積極的に意見が交わされるようになり、今まで以上に熱を帯びるようになりました…が、議論が白熱しすぎて時間が押してしまうことがほとんどでした。今年度一年間で21時の最終スクールバスに乗れたことはあったかな…あったとしても1、2回。東武練馬駅から帰るメンバーは、毎回大学から20分ほど歩いて帰っていました。部員のみんな、会議して疲れてる後なのに毎回歩かせちゃってすみませんでした💦

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▲デザインを一新した
 卒業記念雑誌
 また、今年度は色々新しいことへの取り組みなど、今まで以上に活動が活発化した1年間でもありました。なんといっても第一は各部活への取材数やブログ更新数の増加であり、その他Twitterでの企画(新入生歓迎企画、大東応援駅伝など)や7月号でのコラム掲載、卒業記念雑誌のデザイン一新など…この引退コラムもそうです。

 スポダイとしてできることはいくらでもあるのに、それを出し惜しみするのはもったいない!多少の労力がかかったとしても、それをご覧になられる読者のためなら、やれることはすべきだと私は思っていました。だからこそ、今年度は今までになく様々なコンテンツを発信できたかなと思います。


 3年間の部活動のなかで、多くの方々との出会いがありました。ここで、感謝の気持ちを述べさせていただきたいと思います。

 まずは、3年間担当として取材させていただいたラグビー部の皆様。普段の試合取材以外にも、12月号特集やブログでの連載企画のための取材など、本当に多くのことにご協力していただきました。

 青柳勝彦監督は、最初とにかく厳格で怖い方だというイメージを持っていましたが、実際にインタビューをしてみると、その内面には選手への優しさを感じられる方でした。今年度をもって本学ラグビー部をご退任されるということで、最後まともにあいさつができず申し訳ございません。またいつかお会いした際、ごあいさつさせていただければと思います。ありがとうございました。

 特別顧問の鏡さんは、いつも会場でお会いすると「かんちゃん」と気さくに名前を呼んで下さり、優しく接して下さりました。最後の天理大学戦の後、バッタリ駅でお会いした際に弁当代を渡して下さったことは、今でも覚えています。ありがとうございました。

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▲桐門スポーツ賞での一枚
 そして、今年度主将の平田さん。平田さんの出身高校である一高と私の高校がよく合同練習をしていたことをインタビュー時にした際に話が弾み、以降の取材では気兼ねなく接して下さりました。

 最後、念願の大学日本一には届きませんでしたが、ラグビー部の活躍に私も何度も勇気づけられ、感動を与えて下さりました。ありがとうございました。


 その他にも担当した部活の選手や監督、関係者の皆様。初めは競技についての理解が浅く、インタビューで振る質問も的を外れていたときがあったかもしれません。それでも、試合後に疲れている中でも丁寧にインタビューに応えてくださりありがとうございました。これからは大東スポーツ全体のファンとして、運動部の皆様のご活躍をお祈りしています。




 次に、関東大学スポーツ新聞連盟の会議や、東西合宿、新聞コンテストで出会った他大学のスポーツ新聞部の方々。スポダイの枠組みでしか活動していなかった私にとって、他大学の取り組みや新聞制作での考え方はとても刺激になり、勉強になりました。と同時に、他大学の作る新聞のクオリティの高さ、アイデアの豊富さや素晴らしさも痛感しましたし、正直なところ悔しさもありました。ですが、こうした気づきも連盟という各大学が集まって交流できる場があったからこそです。こうした貴重な場があることに感謝し、ここでできたつながりを今後も大事にしていきたいです。




 そして、読者の皆様。私たちスポダイがこうして活動できるのは、私たちが発信する新聞やブログ記事などを読んでくださる方々がいるからだと私は思います。本当にありがとうございます。これからさらに発展していく大東スポーツとともに、スポダイのことも温かく見守って下されれば幸いです。



 ともに活動したスポーツ大東編集部の皆様へ。

 石津も言っていましたが、監督には大変お世話になりました…。編集長になってからは、編集会議の打ち合わせで毎週30分、いや1時間以上電話することも普通でした(笑)。活動に対して助言をしてくださったり、悩みも聞いてくださったりして、本当に尊敬できる監督であると言えます。3年間、本当にありがとうございました。この先もお世話になることがあるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

 今年度の新入部員は、入部直後から積極的に取材についてきてくれたり編集会議でもバンバン意見を出してくれたりと、今までになく個性の強い子たちでした。あまりの個性の強さに圧倒されるときもありましたが(笑)。ですが、後輩たちの積極性や活動の頑張りも、私にとって活力となり、「後輩たちには負けられない…」と刺激となりました。スポダイに入ってきてくれて本当にありがとう。これからも新聞やブログを楽しみにしています。頑張ってください。

 来年度の編集長へ。先輩がどうだったからとかではなく、その代にはその代の個性が必ず出ます。なので、編集長として自分の色を出しながら、自分たちらしいスポダイを作っていってください。新1年もたくさん入ってくれると思うので、大勢の部員をまとめるのは今年度以上に大変になるかもしれません。ですが、私がそうだったように、周りが必ず支えてくれるので絶対大丈夫です。あまり一人で根詰めすぎずに、周りを頼ることも忘れずにね。その頑張りは必ず部員たちにも伝わっているので、編集長として胸を張って頑張ってください。

 スポダイの活動は、今後もっと大きくなれると思います。今年度もブログの更新数が例年と比べはるかに増えたり、Twitterで新入生歓迎企画や大東応援駅伝といった新たな取り組みを行うなどしましたが、それだけに留まってほしくないし、どんどん新しいことにチャレンジしていってほしいです(もう引退した自分が言うのも無責任な話ですが)。

 これまでの活動の中で、私が今でもずっと印象に残っている言葉があります。それは、「送り手の先には必ず受け手がいる」ということ。スポダイで言えば、自分たちが発信する先にはそれを読んでくださる読者の方々がいるということ。当たり前と言えば当たり前かもしれません。だからこそ、日々の活動が自分のために、自己中心的になってはいけないということです。常に読者のことを思い、読者のために何が出来るか、どんな情報を発信していかなければならないか。このような考えを日々の活動でし続けることが、送り手(スポダイ)がすべき受け手(読者)への思いやりだと思います。

 この先のスポダイがどうなるかは、自分たちのやり方次第でどうにも転がりますし、その答えは多分ありません。ですが、どんな活動をするにしても個人主義には決してならず、読者のための活動・読者のための情報発信をするというのを絶対に忘れないでほしいです。それが、私が3年間活動しながらたどり着いたスポダイの活動する意義です。




 ちょっと話がずれちゃいましたが、最後に同期の2人へ。

 まず、2年生から入ってきてくれた石津。本当は1年生の時から一緒に活動できれば良かったけど、それでも2年生で入部するという決断をしてくれてありがとう。そして、3年生では主務として部員を暖かくまとめてくれて本当に助かりました。その暖かさはまさにスポダイのお母さんです(笑)。

 そして、1年次に一緒に入部した平野。3年間変わらぬマイペースさに翻ろうされたけど、ともに活動できてよかった。年度を重ねるごとに本性(?)も現してきて、急に面白いことを言ったりして部を盛り上げてくれてありがとう(笑)。

 最後に発行した12月号では、1面の男子長距離を石津、6面の男子バスケットボール部を平野が担当しました。私は2年次の7月号から3年次の11月号まで毎回始面か終面を担当していたのに比べ、石津にとってはこれが最初で最後の1面担当で、平野も終面を担当するのは久しぶりでした。なので、最後同期の2人が、自分たちにとって最後となる新聞で1・6面を作り上げてくれたのは本当に嬉しかったし、私にとっての誇りだし、一番の思い出です。これまで11回新聞を作った中で、一番思い入れのある新聞です。これまで本当にありがとう。




 このコラムを書き終えれば、スポダイとして私に残された活動はもうありません。12月号を終えた時点で一応引退しましたが、ある意味これが(自分の中での)本当の引退となります。もっといろいろ書きたいこと、伝えたい感謝はございますが、これ以上コラムが長くなってしまうのは良くないし、十分書ききれたかなと思います(笑)。

 スポダイでの経験、スポダイでの出会いが、私を一人の人間として大きく成長させてくれました。学生自体はまだ1年間残っているので、しっかり卒業できるよう卒論等も頑張りつつ、将来に向けてもしっかり活動していきたいと思います。

 3年間、スポーツ大東編集部で活動できて、最高で幸せな期間でした。

 これまで本当に、本当にありがとうございました。



【姜 亨起】

posted by スポダイ at 09:00| スポーツ大東編集部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする